平和公園 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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平和公園

ああ広島 平和の鐘も 鳴りはじめ たちなほる見えて うれしかりけり

昭和天皇が昭和22年に詠まれた御製 悲惨を極めた広島市民への深い悲しみをへてはじめて 先帝の喜びがいかに大きかったかと 字余りの御製が物語っている。




有名な碑文「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませんから」、日本語的に主語が省略されているが 明らかに日本人の立場から発せられた言葉 明らかに精神的に異常な状態から作られた碑文と言える、百歩譲って「平和を築く」という意思表示と解釈するにしても 原爆死された人々への慰霊に使われる言葉ではありえない。「通り魔に殺された人の慰霊の言葉に「通り魔のいる世の中を作ったのは君たちだけれど これから通り魔のない世の中を作るから 死に損だけど勘弁せいや」というのと次元は同じである。死者にその責任をかぶせつつ 碑文作成者の身勝手な正義へ対する自己満足を表明してみせるものは異常としかいいようがない。この碑文には思いやりがまったくなく 慰霊という目的以外の思いがあまりにも先行していると言える。




国立原爆死没者追悼平和祈念館という見慣れない施設が出来ていた。


国立原爆死没者追悼平和祈念館リンク
国立原爆死没者追悼平和祈念館は、国として、原子爆弾死没者の尊い犠牲を銘記し、追悼の意を表すとともに、永遠の平和を祈念するため、被爆地である広島と長崎に設けられた施設です。

 当館では、原爆死没者を追悼し、平和について深く思索する空間を設けるとともに、主に次の事業を行っています。




「深く思索する空間」になっていて そこを抜けると原爆体験の手記など閲覧し、原爆死者の顔写真が展示されていた。原爆、チベット、228と人は明らかに同胞、家族とみなさないと 実に残酷なことが出来る人たちが存在することを胸に刻まなければならない

以上
2008/4/4(金) 投稿