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台北の城壁の石材を利用して作られた台北監獄の壁

あるという事は知ってはいたもののわざわざ出向いて撮影するほどのものではないと行ったことのなかったのが 日本時代の台北刑務所の壁 「台北監獄圍牆遺蹟」といことで1998年に市定古蹟となった。
高さ3メートルの壁だったようだけれど 見た感じ背丈より少し高いぐらいで現在の郵便局の裏側の敷地の壁代わりで 200メートルには満たない長さで続いていた。
城郭都市であった台北は城門を残し城壁は取り除かれたのだがその城壁の廃材を利用して作られたようで 古蹟指定されたのはこの歴史の二重性も認められたとのこと。
戦後も監獄として利用されたものの1963年に取り壊されこの壁のみ残っている。
1913年の苗栗事件の首謀者羅福星(広東省客家人とオランダ人インドネシア商人のハーフ)はここで絞首刑になっている。




台北の都市部にあったバラック 歩道から付属する権利が曖昧な土地に無理やり建てたような小屋 最近は徐々に排除され整備されつつある。

以上
2012/12/10(月)投稿

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