拒絶された日米首脳会談
「日米首脳会談、正式設定されず=来週の核安保サミット」ということで
実質 米国により会談を拒絶されたということに成りました。
200万以上の犠牲者を出した先の大戦大東亜戦争の上に 戦後の日本外交はあり 経済・軍事力・影響力の総合力において 唯一の超大国アメリカ合衆国との同盟関係を中心に 即ちこの国との関係を良好に保つことにより米国の属国と揶揄されながら 世界の秩序安定に協力し貢献するのが 日本のとるべき太い選択肢でありました。相対的米国の力が落ちて来たとはいっても いまだ優先順位のNO1であることは間違いのないところです。
別にこのことは日本が米国の属国というわけではなく 英・独・仏・露・中・印とて 形は違っても同じなのです。
首脳会談において 米国が会談国との関係を表現する場合 歴史的に国家の成り立ちから特別な関係にある英国とは同等 独・仏・露・中・印との場合はこれらの国に用いられる表現以上の言葉と態度で日本国を米国が扱ってきたというのが この四半世紀でありました。
米国とはこれまで 深い同盟関係にありながら核安保において立場の違いが大きく 核を削減する方向での話し合いがもたれることもなかったのは そのような世界情勢ではなかったからですが ようやくオバマ大統領という人が時代と共に登場し 日本の主張を直接米国に伝えられる機会と時代が巡ってきたのが この度の核安保サミットであります。従来の日米関係だったら 米国が日本の国内世論を配慮して 日本が米国に個別の会談を申し入れれば 確実に優先的に受け入れられるところでした。何の為に戦後米国との外交関係を重視してきたかといえばこのような機会に日米同盟を背景に米国に影響力を発揮する為、それが日本の外交姿勢であり 自民党の行なってきたことでした。
先の大戦で200万以上の犠牲者を出した結果 我慢するところは我慢してそれで築き上げてきた日本の外交を 民主鳩山というい全く何の為に何がしたいのだか全く意味不明なかつ虚言を自動装置のように吐き続け 日米首脳会談を拒絶されるまで関係を破壊してくれました。ある意味 広島・長崎の原爆以上に それも無意味に思いつきで理由も見つからないで壊してくれる。
通り魔なのか愉快犯なのか鳩山は!
「内閣総理大臣が精神若しくは身体の重患がある場合」どうするかということを憲法に明記すべきだと考えるね まったく。
以上
2010/4/8(木)投稿