レバノン杉、青い海は破壊された森林の墓場、人の墓場北朝鮮 2002/ 9/29 大和心909、912
アサリとマツタケという自然からの採取されたもの
司馬さんの本に 松は日本列島に朝鮮半島から持ち込まれた弥生以降の樹木とあり 松はやせた土地を好み 火力も強く利用価値が高く植林の成果であり、松林維持は 下草を掃除し松に栄養を与えないこと マツタケは松林の贈り物。
瀬戸内の中国地方は 鉄器の生産と引き換えに 中国山地の木々は切り倒されやせた土地に植えられた火力の強い松をひたすら植えたなごり。この地方の岩剥き出しの光景もまた 文明の急激な流入が2000年後に残した光景。
北朝鮮のマツタケは 悲惨な燃料事情により増える。ただ松の林を蒔きにしなければのはなし。
ローマ時代 地中海の森林には ライオンが生息していた、ライオンは森の動物でもあった。北アフリカのチェニジアも カルタゴ時代は緑の地であり 文明を滅ぼす為 ローマ人は その地に塩をまいた。
地中海が青いのは レンガと鉄器の為 木が切られ 森の栄養素が海に流れ込まなくなり そしてプランクトンのいない青い海ができた。
青い海は破壊された森林の墓場であり 人の墓場は北朝鮮である。
以上
2006/3/20(月) 投稿