日本式住宅の保存に力 台北、5棟を古跡指定 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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日本式住宅の保存に力 台北、5棟を古跡指定

日本式住宅の保存に力 台北、5棟を古跡指定
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 【台北=野崎雅敏】台北市内の台湾大や台湾師範大近くの文教地区に今も残る日本式住宅の保存に、台北市が力を入れている。日本統治時代に台湾大の前身の台北帝国大の教職員宿舎として建てられた住宅がほとんど。三月中旬には新たに三カ所の計五棟を市の古跡に指定することが決まった。
 同市文化局によると、今回の指定対象は福州街と●嶺(グーリン)街に残る各二棟と青田街の一棟で、いずれも台湾大が管理。保存状態が良く、現在も使用されている。
 福州街の宿舎は和洋折衷式の木造家屋で、一九二八年の建設。和風の床の間や違い棚には精巧な細工が施され、当時の建築工芸の水準の高さを伝える。うち一棟は台北帝国大の学長官舎として使われ、その伝統は今も続くという。また、青田街の一棟は一九三〇年に日本人教授が自らの資産で建てたもので、住宅や庭は当時の邸宅に使われた形式をよく残す。
 この青田街一帯には旧台北帝国大や旧台湾総督府高校(台湾師範大の前身)などの宿舎が三十三棟も現存。台北市は昨年十一月、このうちの三棟を古跡に、六棟を歴史的建造物に指定している。
 (注)●は牛へんに古


台湾に残っている日本家屋はもともと公務員などの宿舎だったところが多い 知り合いの人の親が台湾大学の先生で 大学の宿舎で幼年期を過ごしたといっていた。「雨戸」「畳」が思い出と言っていた。民間の資産はあいまいに消え去ったが 公的資産は同じ属性の機関に引き継がれそれが幸いして今に残ったということだ。公務員住宅と言うこともあって 外省人が日本家屋に多く住むことになったことも 台湾の日本文化が根付くことになったのではないだろうか?

以上
2007/3/31(土) 投稿


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