東西南北:日本時代の台湾絵画 /福岡 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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東西南北:日本時代の台湾絵画 /福岡

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福岡アジア美術館(博多区下川端町)で13日、日本統治下の台湾で描かれた絵画を紹介する「日本時代の台湾絵画」展が始まり、オープニング・セレモニーに約120人が出席した。
 台湾から来日した行政院文化建設委員会の邱坤良主任委員は「台湾と日本は歴史的にも地理的にも深いつながりがある。これらの絵からは戦乱を乗り越えた素晴らしさが感じられる」とあいさつ。福岡市の中元弘利副市長らとともにテープカットした。
 同展では、1919~45年に台湾で、日本人と台湾人の画家が描いた作品25点が展示されている。10月3日まで。〔福岡都市圏版〕7月14日朝刊(毎日新聞) - 7月14日



福岡アジア美術館
台湾は、1895年から1945年まで、日本の統治下にありました。この間、交通・通信網などのインフラ整備や社会経済の諸制度において日本式の近代化が進められ、日本語教育により日本への同化が図られました。日本の影響は、各方面の文化、またこの時代に生まれ育った人々の生活スタイルや精神構造にまで深く及びます。
 台湾の近代美術は、こうした時代を母体に生みだされました。
 日本から赴任した何人もの美術教師と、その教えを受け、日本でも専門的な美術教育を受けた多くの若い美術家は、1927年に始まった「台展」(台湾美術展覧会、後に台湾総督府美術展覧会となる)で活躍するとともに、東京での帝展・新文展でも入選を果たします。本展では、台湾で美術家の育成に情熱をかたむけた日本人画家たちと、みごとに成長し独自の作風を獲得した台湾人画家たちの絵画25点を紹介します。 
 亜熱帯と熱帯の気候に育まれた緑豊かな風土とまぶしい日差し。漢民族や先住民の多様な文化。台湾らしい題材と表現を求めた画家たちは、これら自分たちの「郷土」へ熱い眼差しをむけ、それらを写生し、油絵や水彩画、膠彩画*を制作しました。画家たちが、自己の表現を模索していく中で見いだし再認識していった「郷土」を、展示作品のうちにお訪ねください。
*膠彩画=絹や紙に膠で溶いた顔料と墨で描いた絵画。日本画と同じ表現技法。


ある時期おこなわれた文化の融合 風土を際立たせることに一役かったのであろうか お盆に見に行こうと思う。


以上
2006/7/20(木)投稿


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