初春に おとなとなれる 浩宮の たちまさりゆく おひたちいのる
昭和天皇御製
雪の中 成人式の 催しが ニュースに流れる 香港から 成人をお迎えしたひとに お祝いを 申し上げます。
早生まれの関係で二十歳の誕生日まであと少しの19歳 どんな希望をその時 持っていたのかと古い記憶をたどる。しかし その日の出来事は思い出せても 自分の気持ちは既に手繰り寄せられないほど今の自分の記憶にない。大学2年 生きることなど考えなくても生きていていたのだろう また固まるような知識もそれほど頭に溜まっていなかった。自然に任せて自分の成長を整理してたのだろう、人生のこれから起こるであろうイベントを どうやって迎えるのかさえわからず そして恐れるほどの経験もない そんな日々を暮らしていたのだろう。
昭和天皇の御製から 成人式を迎えた日の父母はどう私を見ていたのであろうかと思う、確か成人式の夜は外泊だった。親は少し寂しかったのかもしれない。少しばかり自分も年をとり 親はもっと年をとった。
2008/1/13(日)投稿