
間断の 音なき空に 星花火
夏目雅子
以前 御製御歌のコーナーで紹介したのですが 大好きな夏目雅子さんの俳句です。いいですね俳句。
先日の記事ですが
「台湾俳句歳時記 黄霊芝」記事リンク
台湾の方が台湾の季語で俳句を詠まれております。これも日本語が台湾に残した文化の華であるのですが まさに今 途切れそうな時期を迎えつつあります。
「どうにかしたい」
と 思いましても日本語世代の台湾人が歴史になるのは近い未来におとずれること いかんともしがたい時の流れであります。しかし台湾季語で俳句を詠むことは 台湾の日本語の使い手なら出来ること 台湾の日本語世代が消えても 台湾に住む日本人はおそらく一定の割合で存在し続けるでありましょう。
ということで「台湾季語」を「台湾俳句歳時記」から抜粋し お題にしますので 一句うねっていただきたい
それではお題は
基隆雨(ケイランホオ)
くすぶらす淡き想ひや基隆雨 陳錫恭
軍艦の屯ろ静かや基隆雨 黄霊芝
陽明山バイクで下り基隆雨 陶嘉久
基隆雨しめる鳥居に茶壺山 陶嘉久
以上
2008/6/20(金)投稿
台湾時代 基隆には北投から大回りになるのだけれどバイクで行くと 必ず雨 コンビニの ペラペラなゴミ袋より薄いカッパを途中で買うことになる ここ 降水確率 何%なのだろうか

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