中国の警察 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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中国の警察

今週は中国人A君と新年のあいさつ回りで 一日中一緒であるので色々と話が弾む。当然まともな経済情勢などの話から脱線していくわけである。

私「(中国の高速道路で)あ 現代のスポーツカー 外見だけは立派だよね」
中国人A君「そうなんですよね うちのマンションにも現代のスポーツカー停めてあってかっこいいんですよ ポルシェにそっくりで’
私「あっそ 金をどぶに捨てるならいいけど」
中国人A君「世界の自動車主要メーカーで ここのところ黒字なのは 韓国2社とスバルらしいですね すごいな~意外だな~」
私「あっそうなの 君もまだ青いね スバルが黒字なのはわからないけど 経済が駄目で通貨が半分の価値になりゃ そりゃ対米販売の価格を随分ディスカウントして売っても仕入れ価格が半額になりゃ 『馬鹿でも○ょんでも』てのはまさにこの民族に当てはまるね。タコが自分の足食って 美味しいって言ってるようなもの 出鱈目な国だからこそ儲けがでるってこともあるんだよ 日本だってこの経済不況1㌦200円になりゃ 最高益だよ そうならないのは円が主要通貨で日本がまともってことだろう。」
中国人A君「ところで先月の自動車販売台数 ついに米国を抜いて中国が1位になったそうです。」
私「いつかは来る歴史的出来事だろうけれど 今回それほど米国がひどいってことだよね。一昔前の中国の自動車ってのは 価値の高いものだったのにね。今じゃ普通だ。」
昔話といってのつい10年も前の話ではないが 中国での台湾人経営者から聞いた話を思い出す。

私「ある意味中国での販売台数が世界1位となったのは感慨深いものがあるね。君が喜ぶのも無理はない 以前台湾人の社長さんがベンツを盗まれて 探し当てたそうだ。まあそれほどベンツがごろごろしている国ではなかったのでそういうことが出来たそうだが。ところがこの盗まれたベンツの所有者が なんと警察になっていたので申し立てると 『あなたに返すと警察が困るじゃないか 返してもよいが困らないようにトヨタのレクサスの新車と交換しよう』とわけのわからないことを言い出す始末。他の国の人間ならこんな理不尽な要求はないと思うが 台湾は文句を申し立てる国と言うバックがない 泣き寝入りとのこと 信じられる?」

中国人A君「その話 本当だと思いますよ 実は僕も・・・」
私「なんと 面白いことを言い出す。」
中国人A君「僕の場合は 車じゃなくて50CCのバイクなんですけど 日本留学前にバイクに乗ってまして ですからもう10年以上前の話なのですが 近所にバイク泥棒が出て かなりの台数が盗まれたわけで 同一犯人の犯行だったわけです。犯人が運よく捕まってですね。
中国人A君「中国では犯人を家まで連れて来て 顔を見せながら事情を確認 私のバイクもこの犯人に盗まれたと確認できたわけです。この犯人販売先なんか素直にしゃべったものですから 近所で盗まれた知り合いなんかは バイクが戻ってきました。」
中国人A君「私のバイクの販売先なんかもわかっているはずなんで警察に言ったところ」
警察「君の『場合』は難しい」
中国人A君「私もこの頃は甘かったです。近所のバイクが戻ってきた知人は 警察にタバコ2カートン持っていったら あっという間に解決と話を聞いたのは後のことで 警察はタダでは動いてくれませんから」
中国人A君「それからはしばらくして 知り合いのバイク屋が 自転車乗ってたある警察署の警察官が一度にバイクに皆切り替えたとの話があり 臭いと思って行ってみました。ありましたよ私のバイク。」

私「警察は泥棒か?」
中国人A君「一応窃盗物でも所有者がわからないということにすれば 公的資産になるというルールを利用してだと思います。自転車でパトロールつらいでしょう だからバイクが欲しかったってわけでしょうね。」



以上
2009/2/5(木) 投稿

さすがに 警察が窃盗品を使う時代は中国も終わりましたかね 豊かさで社会秩序は少しはよくなるというか 目指す金額が変わるだけか?


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