本日中国深?祁お客さんのところでの雑談 やはり四川大地震の話題となる
私「御社では義援金どうなってます」
購買担当者「回って来ました、私は300人民元しましたが 本当に被災者に届くかどうか またいろいろことが起こると 日頃の日本人と中国人の微妙な関係が出てきまして大変ですよ。」
話を聞くと 300人民元というのは日本人の経営責任者がした金額で 日本人は右にならえで皆300人民元義援したそうです。中国人は課長職で500~300人民元 ワーカーでも200~100人民元だそうだ。
日本人の場合 決め事にすぐなり この企業 兵庫淡路の震災の時は日本円で一律500円だったそうだ。今回の300人民元は日本円で4500円と決して安い金額ではないが 中国人のワーカーの200元は 給料自体が1500元程度だから そうとうな金額 中国人の民族性で結構困った人にはお金を出す人たちだ 町の物乞いに関しても日本人なら無視する場合が多いが 中国人は直ぐにポケットに手が行く。
私「何か問題がありました?」
購買担当者「日本なら気持ちが優先で 金額は関係ないのですが 今回の義援金 名前と金額が全てリスト化されて皆閲覧できるようになってまして 日本人のこの300元 中国で働いていながら且つ高給取りの癖に少なすぎると陰口が聞こえてきます。金持ちはこんな時にお金を出すものだって皆思っているようで・・」
お金に対する文化の違いがあり 日頃の日本人に対する鬱憤がこんな時に出てくるそうで 中国の企業での人事管理は難しい
そんな雑談をしていると 社内放送があり
購買担当者「地震の被害者への黙祷の時間が ちょうど地震発生の時間2時半に3分間あり その予告放送です。」
私「3分間は長いですね」
と話しているとサイレンが鳴り音楽が流れ出す。
購買担当者「ここは応接室ですから誰も見てないですけど します?」
私「しましょうか」
ということで手を合わせ黙祷 3分間というのは実に長い それから帰り道 街並みにある国旗はみな半旗だった。
<四川大地震>各国からの義援金に順位付け、新華社報道に不快感―米メディア
Record China記事リンク
2008年5月18日、中国の「環球時報」は米国メディアが新華社の報道について不快感を示す論評を掲載したと報じた。
15 日付の米紙「McClatchy(マクラッチー)」が掲載した論評は、ヨハンセンを名乗る作者が「地震義援金でランキング」というテーマで書いたもの。四川大地震でアメリカが被災地義援金として50万ドルの第1次支援を申し出たことに対して、「新華社編集部は故意にサウジアラビアの5000万ドルの巨額支援と比較し、自社サイト上に順位をつけて大見出しで報じた」として不快感を示した。
「政府とは関係なく、コカ・コーラ社は500万元、ウォルマート社は300万元というようにアメリカの企業や民間団体27社は次々と中国への支援を積極的に表明しており、これらの金額が多いか少ないか判断してほしいものだ」とヨハンセン氏は記している。・・・・・
個人の気持ちが「名前と金額が全てリスト化されて皆閲覧できる」ようにしても中国人がこれを不思議と思わず 出せる金額を値踏みするのが文化なんですかね。
以上
2008/5/19(月)投稿

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