毎度登場していただいているA君 実家は中国でも有名な観光地に位置していることから 一度一緒に遊びに行こうと誘われる。A君の親父さんの話とかもこの世代の中国人の生活がどのようなものか非常に興味があり よく親父からの話をA君がしてくれる
中国人A君「にっぽにあさん うちの親父と話したら きっと面白いですよ 私が通訳しますから是非あってください」
というように 誘われ こちらも興味深々 是非一度 お宅に宿泊させてくれるのなら行ってみたいと思っている。
そしていつものように国民党の話しになり 中国が民主化して統一になれば 国民党は選挙には強いので 選挙を経験していない共産党が果たして勝てるか?なんて話をしながら その時は 共産党は国民党が中国で行なった悪事を宣伝するだろうし 国民党の体質は大陸時代と変わらず また追い出されるのではないかなんて話をしながら 日本軍の占領地は国民党支配地よりは実際は当時 中国民衆に歓迎されたのではないかなんて話を A君にすると
A君「実はですね にっぽにあさんに話さなかったのですが うちの父親 日本軍が好きなんです」
私「あーびっくり 『日本』じゃなくて『日本人』じゃなくて なんで『日本軍』なの なんか日本語がおかしくない?
A君「いやー そうじゃなくて 親父は本当に日本軍が好きなんです」
私「おいおい いったいどういうことよ」
A君「にっぽにあさんは 上海が日本軍に占領されたのはご存知ですよね 子供の頃親父は上海にいたんです。」
私「で なんで」
A君「親父の家は 軍隊の近くにあって 毎日駐屯地の近くを歩いてると 日本兵がおいでおいでと手招き 服の中に 豚肉をいっぱい日本兵に詰め込まれたそうです そして通るたびに食料を分けてくれて」
私「ほー」
A君「それが 親父が小さい子供で可愛かっただけじゃなくて 分け隔てなくその地区の住民に食料を分けてくれて 親父は 確かに食糧難で子供だからわからないことがあったといってましたけど 日本軍というのは立派という印象が今でもあるんですよ」
A君「にっぽにあさんが 今日本軍が中国でやったという惨殺・虐殺行為は 国民党や共産党が自国民にした行為を日本軍のせいにしたプロパガンダの一面が強く 日本軍は統率のとれた軍隊だったといつも言われるのを なるほどなって思っていたんですよ」
私「ほーそうかい しかしあんたの話は面白いね」
2008/2/20(水)投稿

にほんブログ村