日本会議（千代田・港支部）ブログ

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第10回「御製碑」清掃奉仕活動報告

　日本会議東京都本部として先日取り組みました「御製碑」清掃奉仕活動の報告を致します。子供も含め１２名の参加でした。参加者の献身的な奉仕により約１時間で清掃は終了しました。各支部の皆様のご協力に感謝致します。年に１度各団体の持ち回りで取り組んでいます。来年度もよろしくお願い致します。

　　◆奉仕団体：日本会議東京都本部 ◆参加者：１２名
　　◆日時：令和４年１０月２日（日）午前１０時～１１時半
　　◆場所：皇居外苑和田倉噴水公園内

令和４年１０月２日

御製碑清掃奉仕活動への各支部の皆様のご協力に感謝致します。

１０月７日　日本会議東京都本部　事務局

国葬儀の一般献花の要項について

安倍晋三元首相・国葬儀の一般献花の要項について

一般献花される際には以下の留意事項についてご協力をお願いします。

　【日時】令和４年９月２７日（火）１０：００から１６：００まで
　【場所】千代田区九段坂公園（千代田区九段南２－２－１８）
　※内堀通り墓苑入口交差点側の千鳥ヶ淵緑道が献花場所（九段坂公園）への入口となります。
　係員の誘導に従いお進みください。

留意事項

9 月27 日（火）は、九段坂公園及び千鳥ヶ淵緑道（特別区道千第２３１号線。車道及び歩道）は内閣府国葬儀事務局が占有することとしております。そのため、国葬儀関係者及び一般献花者以外終日入場できません。また、一般献花者であっても献花開始時間前の入場はできませんのでご協力をお願いします。
献花会場周辺は交通規制が行われていることから、公共交通機関でのご来場をお願いします。（東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」５番出口よりお越しください。九段下駅からは交通規制でかなり迂回していただくことになります。）
献花用の花はご自身でご用意いただきますようお願いします。
献花される際にお持ちいただけるものは、お花のみとさせていただきます。
（飲み物やぬいぐるみなど、花以外のものは献花台に置くことができません。）
記帳所は設けておりません。
警備上の観点から、献花前に手荷物検査（必要に応じて金属探知機を用いたボディチェック等）を実施しますのでご協力をお願いします。
熱中症の予防対策をお願いします。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、混雑時の会話はお控えください。
次の該当者は献花をご遠慮ください。
　・咳や発熱など風邪の症状、息苦しさや強いだるさなどがある方。
　・マスクの着用をされていない方。
　　（人との距離（２ｍを目安）が確保できている場合は、マスクは必要ありません。）
　・厚生労働省が定める入国後の自宅等待機期間が終了していない方。
　（厚生労働省HP）https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
皆様に静謐な環境下で献花を行っていただくため、九段坂公園及び千鳥ヶ淵緑道（特別区道千第２３１号線。車道及び歩道）において次の留意事項についてご協力をお願いします。
①九段坂公園及び千鳥ヶ淵緑道は弔意を表し、献花される方のために内閣府国葬儀事務局が占有するスペースです。献花目的以外の方はお並びできません。また、第三者がこのスペースの占用又は使用にわたる行為をすることはできません。
②献花台にはお花のみ置くことができます。
③次のような行為はお控えください。
　・ビラ類を貼紙したり、配布したり、散布したりすること
　・横幕、のぼり、看板、プラカード、メガホン、ドローン、ラジコン等を持ち込むこと
　・献花の進行を著しく遅延させること
　・献花場所及び緑道での写真・動画撮影、大声をあげる等他の方の迷惑になること
④新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、混雑時の会話をお控えください。
⑤係員の整理誘導に従ってください。混雑緩和のため、献花後は進行方向にお進みください。
⑥係員の指示に従わない場合は、献花をお断りし、お帰りいただくことがあります。

以上

　嶷然と雲表にそびゆる薩摩富士開聞岳を過ぎ、薩摩潟の大濤を進むこと舟楫数十里、文久二年、西郷隆盛は徳之島を経て沖永良部島に遠島となりました。西郷が三十六歳の時です。薩摩藩国父・島津久光の命に背き独断で下関を出発したことの罪咎により遠島の刑を科されたのです。
　沖永良部島に於ける西郷の当初の獄中生活は苛酷を極めるものでありました。格子のみの粗末な獄舎であったため、南島の溽暑に加え飆風雷雨容赦なく西郷に襲いかります。さらに、藩庁より何時切腹の沙汰あるかもしれず、西郷もその覚悟をしておりました。こうした秋霜なる境遇において、西郷は蔾羹に甘んじ凛然と終日端座黙想しておりました。凡俗であれば、かかる境遇に身を置く時、恨みや怒りの念を鬱積させ悲運を嘆息し、到底静謐に端座黙想するなど困難なことでないかと思います。
　私は、嘗て沖永良部島に行き、復元された獄舎や痩せた西郷像などを見学いたしま。困難や逆境に於ける態度で其の人の真価が分かるという趣旨である、『論語』子罕の「歳寒して、然る後に、松柏の彫むに後るるを知る」という言葉を想起いたしました。そして、西郷はその後、薩摩藩の枢要の地位に就き明治維新の功労者となるのですが、人間の生死を含めた天命は、科学的・医学的見地から明確に立証できぬ「胆力」のようなものに一定程度左右されるのではないかと考えたのです。
　『西郷南洲遺訓』に「予は壮年より艱難と云ふ艱難に罹りしゆゑ、今はどんな事に出會ふ共、動揺は致すまじ、夫れだけは仕合せなり」「総じて人は己れに克つを以て成り、自ら愛するを以て負るゝぞ」と記載があります。西郷は、苛酷な獄中生活において、決して己に負けず凛として困難を意志の力で克服いたしました。沖永良部島に於ける西郷の足跡を訪ね、私は「胆力」とは、日々目前の困難を全霊的意志で克服することの累積により生成されるものでないかと考えました。

英霊の遺産【寄稿】

浜松　由紀夫

　大東亜戦争は極北のアリューシャン列島から広漠たる満洲平野、灼熱のニューギニア、インド国境のビルマに至る広大な領域を戦場とした戦争であります。なかんずく南方戦線は我が国の制海権喪失後に糧秣や兵站物資の補給が途絶し苛烈な戦場となりました。こうした苛烈な戦場において、英霊は糧秣弾薬の窮乏や疫病の蔓延、灼熱の気候のなか強靭な精神で勇猛果敢に戦われました。大東亜戦争により英霊が後世に生きる私たちに残された遺産の一つは、かかる精神的遺産であるといえます。異国の戦場という苦境のなか幾多の艱難辛苦を克服し戦い抜く敢闘精神、不撓不屈の闘魂は、民族精神の精華であり、今なお私たちが亀鑑とすべき遺訓であります。

　国力低下が衆庶の精神的退嬰や道義精神の退廃に起因しておりますことは、青史において枚挙に遑がありません。欧州に兀立する大帝国を築き上げたローマ帝国も麺麭とサーカスという享楽に臣民を耽溺せしめたことに其の崩壊の淵源があるとされております。我が国の閉塞した経済社会状況に関しても其の根源には精神的退嬰・道義精神の衰微があると思います。それゆえ、多くの国民が英霊の遺訓を服膺し、民族精神の復興及び道義精神の昂揚がなされることにより我が国の停滞した状況を打開する途が開かれるものと考えております。