そもそも人間とは、“心”を持って生きています。

心(こころ)は、意(こころ)であり、その正体は霊魂であるが、詳しくいえばに付着した氣魂(精神)といえます。
さらにそれが肉体の因子と結びつき、肉体に意識が付随します。
肉体の関係は、
キリスト教では三位一体。
ヨーガではプルシャプラクリティ。
日本では一霊四魂の関係に相当します。

※図解

ところが人の心は、下位にある肉体に重きを置いた肉体本位の精神性で生きるようになり、そこで様々な煩悩が生じます。
この煩悩が人の苦悩の根源となります。

ゆえに目先の現象に悩み苦しみます。
(老化、疲労、不安、恐怖、孤独感など)

また、逆にあぁなりたい。こうなりたい。と夢や希望をもって前に進むことも出来ます。

しかし、通常時の人は『楽したい、頑張りたくない、楽しいことだけしてたいという思考へと向かう傾向にあり、
そこに我欲我意が相まって過剰になると、ついには人の道を外す結果を招きます。

そうして、肉体本位我欲に生き、精神性を磨いて来なかった人(自分を省みる行為、自分の行動の見直し、聞き直し)は、歪んだ性格、ワガママ、幼稚な性格になりやすくなります。


◆◆心ざしを持とう◆◆

一瞬、一瞬、、その連続
あなたの心の在り方があなたの『人間性』を形成しています。


ですから、
小さなことでも良いので『志』を持ちましょう。
・身の回りを綺麗にする。
・悪口を言わない。
・自分ことは自分でやる。
なんでも構いません。

自分を統制・管理し続けて生きると、変化が起こります。
・感謝や幸福感が芽生えたり。
・自分に自信を持てたり。
・氣の良し悪しを感じたり。
・物事の真意を見通すようになる。など

次に少し大きな志を持つようになり、前向きに頑張るようになります。

さらにいけば私事から公事に心を向ける様になり、世の中の為に前向きに生きる様になります。

これは即ち高い精神性で生きることで、を磨いていることでもあり、同時に鎮魂していることでもあり、同時に自己修養の修行になっています。


清く、正しく、前向きに、1日1日を大切に生きていれば、後悔は限りなく少ないのでないでしょうか

 

◆悪は心の汚濁の先にある

とはいえ、人の心は簡単に目の前のモノ事に揺さぶられ様々な想念を抱いてしまいます。


怒る、緊張する、興奮する、胸糞悪くなる、
善悪を履き違える、常識を履き違える。
人間は、見たもの、聞いたものに騙され、
また、環境によって身體は過敏に反応してしまいます。

これを巧みに利用したのが『プロパガンダ』です。洗脳教育、マスメディアには氣をつけましょう。

“正しきを見抜く心の目”を自分で養ってください。周りは関係ありませんよ。流されますよ。

そして、たとえ分かっていても邪な思い悪い思いを抱いてしまうものです、、、、
それは、自分の魂が汚濁してしまう事でもあります。

外界にどれだけ意(こころ)を揺さぶられたとしても、“自分の本心は清浄であれ”!!


穢れを払う、清めることが大事でそれは古事記でも教えていますよ。


これも日々の心遣いであります。

毎日毎日、人生が心遣いの連続です。

怠けるもの、向上するのも心ひとつです。

だから超難しいくもあり、超簡単でもあります。。。