何億年も前、地球には最初1つのパンゲア大陸があり、最初に日本で文明が生まれて、世界に伝播していったと伝わっています。


その後、大陸は分裂していきますが、

世界中に残るピラミッド精巧な古代遺跡は、当時“高度な建築技術を持った人達”がいたことを証明しています。


◆精神の未熟な人類
しかし、人間とはいえ物に依存する現世では腐敗が絶えません。
煩悩によって人の心は乱れ、だらしなくなり、乱暴狼藉を働くようになります。
これは現代にも続く人類の課題でもあります。



◆イザナギ・イザナミ

これはおそらく高い御神霊が下生したと思われます。神の律法・理念を世に知ら示す為に降臨した『道の体現者』たる皇の世(スメラヨ)のはじまりです。


その人間夫婦をイザナギ・イザナミと表現することもあります。(比喩)

現在の天皇へとその精神性(霊統)は引き継がれ、先祖代々の皇祖神は、カムロギ・カムロミとして祀られます。


その系譜の子孫が世界へと散らばって行き、『太陽紋』が世界各地に残ります。

1部はメソポタミアでシュメール人と呼ばれました。


そこから皇尊(スメラミコト・スサの王)の精神性を引き継いだ尊い三つの氏族が誕生します。

ここで御神名が使われているのは比喩で、後で説明します。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆シュメール人の行方◆

突然現れたシュメール人の登場により、古代オリエントは繁栄しましたが、最後はアッシリア人に征服されます。
彼らは安住の地を求めてインド方面に逃れてドラヴィダ人となります。
中東に留まったグループは、ユダヤ人となります。
クナ地方に逃れだシュメール人でしたが、インダス文明同様アーリア人に侵略されて再び散らばることになります。
・タミル地方へ定住したグループ。
・東南アジアへ渡ったグループ。
・中央アジアへ行ったグループ。
様々だと思われますが、

日本の出雲の富家伝承では、約4000年前にクナ国から遥々何代にも渡って日本にやって来たクナト王のグループが出雲族だと伝えています。

ちなみにクナ地方では後にクシャーナ朝が興るのですが、ここからサカ族のゴータマ・シッダールタが誕生します。


このクシャーナ朝にも繋がる月氏国(弓月国)からは、後に始皇帝秦氏を輩出します。

この月弓国を建国したのは、アッシリア人に捕まり(紀元前700年頃)解放後、クリミア半島を経て、この地に住み着いたユダヤ人(ガド族・ルベン族・マナセ族)だと言われています。

このようにシュメール人の末裔達は、別々の道を歩みながらも故郷である日本へと帰って来たのではないでしょうか

古事記で伊邪那岐命様が禊ぎをしてお産みになられた三貴子(天照大御神月読命須佐之男とは、
清浄で尊い3つの氏族のことだと竹内睦泰先生は述べられておりますが、

これは、奉斎を司る氏族、スメラミコト(スサの王)の氏族、同族だが道中別れていった氏族と解釈することもできます。

ツクヨミには様々な漢字の表記があるように
様々な技術、智慧を教え広めたシュメール人の末裔を示唆していると思われます。
彼らは各地に居着いて現住民と同化していったのでしょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆シュメール人と宗教

紀元前3500年頃、突如として現れたシュメール人は、メソポタミアにて高度な知識と技術をもって、人々の生活を豊かにした一方で

多神教(自然信仰)も教えています。



物質的な豊かさだけでは真の平和には成りません。

人間の精神性の向上がなければ和を乱すこととなります。自然界の破壊、恩を仇で返す行為。命を粗末に扱う、神様を軽視する行為。


それ故に“心の豊かさ”を人々が自ら開発してゆくことがもっとも重要なことであったと思います。


それを補助する役目として宗教(真理、道徳)を教えることが必要だった思います。


モーゼの十戒仏教の教えなども『やってはいけない事』『人の在り方』『自然の理に適った生き方』などを説き人々を先導する役割を担っています。(精神的向上)


人々を先導した“聖者”と呼ばれるような方々は、キリストやお釈迦様以外にも沢山おられます。


聖者・・・仙人、生神ともいう。神通力を持った人。霊能力が使えたり、神仏様のご指導があったりする。神霊界から呪術、祈術、神術を賜り、俗世に教えることもある。日本では修験者や女性の場合、巫女ともいう。

こういう方々は、自らが偉ぶるのではなく、

神様の意向(自然の理)に適った生き方、奉仕する生き方を自らが体現してゆくことで、(神ながらの道/神さながらの生き方)
霊性が磨かれ神通力を得たり、神秘力を発揮することもあります。また神仏様に好かれる様な生き方は、守護霊の力も強くなります。
また、その様な人を『道の体現者』として絶対的な国のトップに据えることで国家は安泰となります。日本の王朝は世界最長の皇紀2684年です。


逆に私利私欲不正(罪)でもってトップに君臨する穢れた人間(独裁者)が神通力や神秘力を得ることはありません。
また、その様な国は安泰ではなく、滅亡と建国を繰り返します。世界の国々は短命。


日本のトップは、天皇(スメラミコト)

ですが、元来は世界人類のトップであり、『道の体現者』なのです。