ヤフーに載ってた記事です。
「式年遷宮」という特別な年を越えたので、
去年よりはある程度は参拝客の数が減少するとは私も思います。
でも、伊勢神宮は古代からあった神社です。
日本を長年見守り続け、また崇拝する人が多いゆえに長年存在したと考えます。
人気の前に伊勢神宮本来の魅力というものがありますし、
その伊勢神宮そのものの魅力というものも広報していけば参拝客数をある程度確保できるんじゃないかな?
そう思います。
パワースポットブーム等たしかにありました。
しかし、本来の本質的な魅力や文化に触れた人々は崇敬し続け参拝に来るだろうと思います。
神社への参拝も1つの目的ではあると思いますが、
一度でも一部でも伊勢神宮の魅力を知った人にはその歴史的なところや文化的なところも知ってその良さを広めて欲しいと私は思います。
これが、記事です。
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“プロ野球人気”を超えた伊勢神宮 国民の人気を維持できるか?
THE PAGE 2月25日(火)10時0分配信
■セリーグの観客動員数を上回る参拝者数
昨年、20年に一度の式年遷宮が行われた伊勢神宮(三重県伊勢市)は、パワースポット巡りブームも手伝って、大変なにぎわいに包まれました。2013年の参拝者数は1420万人という過去最高を記録。この数字は、国民的人気スポーツであるプロ野球のセリーグの観客動員数1220万人を軽く上回りますから、その人気ぶりがうかがえます。
その国民的神社も、2014年に入って落ち着きを取り戻しつつあるようです。意外なことに、1月1日の内宮参拝者は過去5年間で最も少ない数でした。古来から日本人はお伊勢参りが好きですが、昨年のブームが一過性のものなのか、それとも現代日本人に神様への信仰が定着していくのか、注目したいところです。
■過去最高だった2013年 この勢いを維持できるか
伊勢神宮の事務を行う神宮司庁によると、2013年の参拝者数は、1420万4816人。記録が残る1895年以降で、最も多い数字だったといいます。それも、これまでの過去最高だった約883万人(2010年)を倍近く上回る数字だったわけですから、いかに昨年のにぎわいがすごかったかが分かります。
ですが、2014年のお正月になり、少し様子が変わります。伊勢市観光企画課がまとめた年末年始の統計によると、元日の伊勢神宮内宮の参拝客数は15万645人。過去5年で最も少なく、2010年の20万9350人と比べると、3割近く減っているのです。1月の一ヶ月間で見ると、平年並みかそれより多めの219万人に達しましたが、これからも昨年の勢いを維持し続けるのは、簡単ではないでしょう。
伊勢神宮の参拝者数は、これまでも20年ごとの式年遷宮の時期に応じて、増えたり減ったりの波があります。もちろん、遷宮の年をピークとして、年を重ねるに連れて減少。そして、次の遷宮が近づくに連れて増加していく、というサイクルを繰り返しているのです。
遷宮があった21年前の1993年の参拝客は、838万人。さらにその前の遷宮の1973年は、859万人。いずれのときも、翌年まで800万人台を維持しましたが、その後は500~600万人台に落ち込んでいく、というのが、これまでのサイクルでした。1420万人という空前の人気を博した昨年の伊勢神宮人気を、一過性のもので終わらせないために、地元も意気込んでいます。
■今後4年間の観光振興の方針を策定
伊勢市は、2014年から今後4年間の観光振興の方針となる市観光基本計画を策定しているところです。正式な計画は3月下旬に決まる見通しですが、計画案では、「2017年度までの減少を800万人まてに抑える」を目標としています。800万人台は、かつてのピーク時期の数字ですから、高いハードルです。
同市は、 2014年の見通しについて「遷宮の諸行事が終了し、近年増加する一方だったマスコミ露出が、12月以降急激に減少しています。2014年は、しばらくは混雑を避けていたリピーターのお客様や遷宮奉祝のお客様の来勢が予想されますが、その後は、昨年までにどれだけ伊勢のファンを増やすことができたかが問われることになります。市としても、たくさんの魅力を幅広い層にPRし、リピーター獲得を目指していきます」と力を込めます。
■パリーグ超え、もしくは再びセリーグ超えなるか?
2014年度の伊勢神宮参拝客数は、プロ野球セリーグを再び上回ることができるでしょうか。はたまた、観客動員数984万人(2013年)のプロ野球パリーグを下回るような、急速な熱の冷め方をすることがあるでしょうか。いずれも「国民的人気コンテンツ」だけに、今年の人気の動向が気になるところです。
(文責・坂本宗之祐)