一昨日(12日)のこのブログで、アメリカの歴史教科書で日本という国をどう解説しているかを書いてみた。

http://ameblo.jp/nippon-number-one/entry-10072152471.html


今回はその続きである。

(以下の画像はクリックすると拡大になります。)

日本では、昭和57年のマスコミの捏造記事が発端になり、支那(中国)と韓国から圧力が加わり、その結果、教科書に"侵略"という語句が煩雑に書かれる様になった。
(詳細は
 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/kyoukasho.htm
 http://www.cty-net.ne.jp/~my5913/seikinodaigohou.htm
年々、それは顕著になり現在も進行している。
中には、「豊臣秀吉の朝鮮出兵」を「秀吉の朝鮮侵略」と事実に反した記述をする教科書まで表れた。


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これから取り上げるアメリカの日本史の教科書は、
「THE MAKING OF MODERN JAPAN」
という教科書で、1978年の物で、著者はK・B・パイルというワシントン大学の教授である。

まず、前回と同じ様に、どの様に書かれているか見てみよう。



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↑の原文が書かれているページ↓




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英語では、侵略に近い言葉は"aggression"や"invasion"だが、その様な言葉は使われておらず、だんだんと浸食していく意味の"encroachment"を使っている。
勿論、"日本軍による南京虐殺"については全く書かれて無い。
又、日本がどういう目的で戦ったのかという事や、日本と戦った国はどう考え行動していたかを客観的に書いている。
そこには、所謂、"東京裁判史観"は無いのは明らかである。
それに比べて、今の日本はというと、東京裁判という戦勝国が国際法を無視して開いた茶番劇の呪縛に捕らわれたまま自虐史観にどっぷりと浸かっている。

日本は"サンフランシスコ講話条約"を受諾して国としての主権を取り戻した。
その条文の英文はhttp://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19510908.T1E.html である。
ちまたでは、"日本はサンフランシスコ条約で「東京裁判を【受諾】した」"というのが通説となっているが、その箇所は上記の条約の英文では" accepts the judgments "となっている。
英語の judgments は法律用語として使われる場合、日本語の「判決」の意味に用いられるのが普通であり、「裁判」を通常意味する trial,proceedings とは区別される。
よって、日本は、サンフランシスコ講話条約で

・東京裁判を受諾したのでは無く
・東京裁判の判決を受諾

しているのである。
故に、日本人が東京裁判史観という呪縛に捕らわれる理由など全く無いのだ。
(詳細はhttp://www.nipponkaigi.org/1700-rekishi/1730-01saiban.html


そんな、日本の戦後について、この教科書はこの様に書いている。



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↑の原文が書かれているページ↓




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注目すべきは、戦後の日本は、【極左】組織である"日教組"により、学校での歴史授業が偏向・湾曲・捏造され、その様な教育を受けた国民は自国の栄光を讃えなくなってしまったと明確に指摘している点である。
その結果、国民の多くが、日本人としての誇りをや自信を無くしてしまっている。
その、誇りや自信の喪失によって発生する問題が国内だけに留まらず、外交にまで波及している結果、弱腰外交をし続けて国益や国防といった日本の安全保障などを失い続けているのが現状なのである。

今回も一昨日の書き込みと同じく、「世界に生きる日本の心 -二十一世紀へのメッセージ 」 名越二荒之助 著 http://item.rakuten.co.jp/book/278182/ を参照して書いたが、この著者は日米教科書の比較をこうまとめている。




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