西九州新幹線が開業して早1年、これまで幾度か機会はあったのですが、なかなか乗ることができず。仕事の予定を何とか作ろう、なんて思うのが良くないですね。
今回は、完全プライベートで予定をこじ開け、ようやく乗ることができました。
佐賀県の鳥栖駅から、「リレーかもめ」で西九州新幹線始発駅の武雄温泉へ。
ちょうど佐賀では「バルーンフェスタ」開催中。ということもあり、「リレーかもめ」も満席。
バルーンさが駅付近では徐行運転もしており、武雄温泉駅到着は少々遅れました。
武雄温泉駅では、反対ホームに停車中の新幹線「かもめ」にすぐ乗り換え。
座席に落ち着き、さあ、いよいよ出発です。
こちら自由席は、大分すいています。
列車はすぐにトンネルに入り、思っていたよりもさらにあっけなく、終点長崎に到着。
すごく便利で長崎が近くなった印象はとても大きいですが、これまでの「在来線特急かもめ」で必ず通り過ぎてきた、あの有明海沿いの景色をスキップするのかと思うと、少し寂しいですね。。
そして長崎駅は、高架でさらにモダンな駅になっていました!
武雄温泉駅では乗り換えでバタバタしていてじっくり見られなかった車両を観察。
さて今回は長崎を数時間後には折り返してしまうので、そのわずかな時間で長崎を堪能することに。
まずは出島ワーフでトルコライスをいただき、、
「グラバースカイロード」でグラバー園に行き、、
(この素敵なのりものについては、別記事を書きます)
大浦天主堂では修学旅行生とニアミスし、、
市電で駅に戻りました。
さて、長崎駅の在来線ホーム。ここも高架化され、全く別の駅に変わっています。
3番線に停車しているのが、この後乗る「ふたつ星4047」です。
水戸岡鋭治氏によるデザイン。2022年の西九州新幹線の開業と同時に運転がスタートしました。
以前鹿児島で走っていた「いさぶろう・しんぺい」と、「はやとの風」を改装して完成したのだとか。
「いさぶろう」は、かれこれ20年近く前に乗った記憶があります。
「4047」とは、キハ40とキハ47の連結ということだそうで。
入手できた切符!
1号車と3号車に挟まれた2号車の「ラウンジカー」。とにかく美しい内装です!
このラウンジカーでは、運行中に2回、スフレを焼いて出してくれるんです!(予約分のみ)
そして、先ほど矢のように通過した大村湾沿いを丁寧に走り、いちばん海に近い駅「千綿駅」では10分間停車。
車窓から、夕暮れ時の大村湾の穏やかな海を堪能!
のんびりと武雄温泉駅まで戻ってきました。
長崎と佐賀を結ぶ、2つの新しい列車。どちらも目的に合わせて、これからも私たちを楽しませてくれそうですね。
(訪問日:2023年11月)