2ヶ月ぶりに野草料理つきの陰陽講座に参加してきた。

 

陰陽講座

食べ物を陰陽で見る事を野草料理で学んでいるが、陰陽講座は、人生を陰陽のモノサシで見る暮らし方を学んでいくシリーズで、今回は心や性格の陰陽を学んだ。

 

陽は行動的、陰は消極的なイメージがあるけれど、心の状態や性格が食べているものに影響されると考えていくと、こういった目線も興味深く思えた。

 

 

夏の野草料理

野草料理では、7月に食べられる夏の野草である、ツユクサ、イノコヅチ、ホシノシズク、野かんぞうを使った料理を教わった。

野草は陰性でアクが強いので、中庸に近づける下処理をして食べるのが基本。

 

イノコヅチはそろそろ終わりの時期で、ホシノシズクは10月くらいまで食べられるのだそう。

夏の野草といえ、今は気温が高いので、気温や日当などの生えている場所により、食べてみて判断も必要との話もあった。

 

下処理について

 

ツユクサ
作った料理:ツユクサと葛きりの辛子甘酢和え

 

ツユクサは、青い花が咲く野草。

2枚開いた葉を摘み、茎の部分が少し固いものは取り除いていった。

 

これらの中にツユクサでないものが紛れていた。

茎に産毛が多く生え、葉に縦筋の模様があり、上に向かってロール状の葉が生えているものが混ざっているのは違うと説明があったが、見分けが難しかった…キョロキョロ

 

 
こちらがツユクサの葉
 
 
 

 

 

イノコヅチ

作った料理:イノコヅチと生姜の醤油炒め

 

イノコヅチの特徴は、葉っぱに縁がある。よく見ると縁が茶色っぽくなっている。

 
和え物にするのは上の方の葉だけ。下の方の葉は、炒め物や天ぷらに使う。
今回は炒めるので、摘み取った葉はすべて使った。
 
 
 
 
 

 

 

ホシノシズク

作った料理:ホシノシズクと玉ねぎの味噌汁

 
ホシノシズクは別名ハゼラン。3時になると花が咲くので時計草とも呼ばれる。
この野草は夏から10月くらいまで食べられる野草。
 
味噌汁用で使うので葉っぱを1枚1枚に分けた。
大きな葉や傷んだ葉、かなり虫に食われた葉は取り除いた。
 
 
 
3時頃、ホシノシズクの咲いたところを見たかったが、帰り時間でバタバタし、見るのを忘れてしまった…。
 

 

野かんぞう

作った料理:野かんぞうの蕾の塩コショウ炒め

 
野かんぞうの蕾は陰性なので生では食べず炒めて食べる。
花は、極陰性になるそうで花の状態では食べない。
 
ここでは蕾を洗って水気を拭いた。
 
 野かんぞうの花
 
 野かんぞうの蕾
 

 

茹でる

野草の下処理をしたら、ツユクサ、イノコヅチ、ホシノシズクは大さじ1ほどの多めの塩で茹でる。
茹でた後、20分水にさらす。
 
夏の時期はさらに、炒めるイノコヅチ以外のツユクサ、ホシノシズクは醤油洗い(水に醤油3対水7の割合の割醤油)で20分浸ける。
 
20分後、水分を絞ったら野草は繊維が多いので、それぞれ九の字切りという、包丁を八の字の向きに交互に動かし1cmほどの長さで切る。
 
 

味つけ

下準備が終わったら、イノコヅチは生姜と醤油で炒め、ツユクサは茹でた葛きりと辛子醤油で合え、ホシノシズクは玉ねぎと一緒に茹でて味噌汁に、野かんぞうの蕾は、フライパンに入れて油で炒め、塩コショウで味付けをした。
 
 
 
 
 
どれもおいしかったが、特に梅入り玄米ご飯とイノコヅチと生姜の醤油炒めがおいしく感じた。一人ひとりシェアすると、その時の体調や好みでおいしく感じるものが人により違うのがおもしろい。今回の私は、陰性に傾いている状態だと言われて初めて今の状態に気づいた。
陽のエネルギーを色々使って陰性に傾いている事もあるという言葉に、なんとなくそんな気がすると思った。
 
色々学びながら、少しずつ自分の陰陽のモノサシをもって陰陽を生活に取り入れてみたいニコニコ