蓮田を友達3人で分けて借りる事にし、レンコン作りをする事にした私。

5/20までに植え付けをするのがよいとの話から、先日レンコンの植え付けに行ってきた。

 

 

借りる蓮田を選ぶ

借りられる蓮田には選択肢が3つあった。

 

1つは、去年まで農家さんがレンコンを作っていた蓮田。すぐに植えられるが農薬使用。

 

2つめは、無農薬でレンコン農家である美紀さんが去年も使用していた蓮田。部分貸しはできず4畝の広さがあるので草刈り機の購入が必要。

 

3つめは、1反4畝を借りている人の蓮田を一部借りる。8畝ほどスペースが空いているがガマという草が生えているので、植える前に草刈りが必要。

 

蓮田の他、地代、植え付け代金など詳細を共有していると、1人が心変わりし降りる事になり、もう一人は急な家族の事情で植え付け日に行けない事になった…タラー

 

想定外ではあったけれど一人でもやる気だったので、3番目の蓮田を選択することにし、広さについては1畝•1反などの単位がピンとこないので実際に見て決める事にした。

植えつけに来れない友達との間では、2人で1畝を借り、友達が5本、私は10本植える感じでいこうと大まかなプランを立てた。

 

 

蓮田選び

当日の空は曇り空。作業するにはちょうど良さそう。

電車とバスを乗り継いで10時半頃、現地の蓮田に着いた。

レンコンづくりを教えてくれる美紀さんは、蓮田の手伝いをしに来ている男性と一緒に作業を始めていた。

 

まずは8畝の空いた蓮田のどこを使うか、美紀さんと一緒に見て回った。

 蓮田の周りを歩くと電気柵で囲われていて、実際にイノシシがレンコンを取ろうと掘ったと思われる穴が何個も空いていた。



かなり大きな穴で、イノシシの存在感が生々しいびっくり


グルっと1周するとけっこうな広さ。

水がある事が一番大事だからと、蓮田の隅にある取水口?近くを借りる事にしたのだが、その付近は水温が低くなり、レンコンの成育が悪いという難点もあるので、少し離れたエリアにした。

ざっくりした区切りで気軽に始められそうだったのでよかった。


 

草刈り

生い茂った蓮田は5年間手を加えていないエリアらしい。びっしりとガマが生えている。

背丈以上もあるガマは、印旛の白うさぎのお話に出てくるガマと同じだそうだ。

この見通しの悪い蓮田が、開拓地のようにも見えてくる爆笑


蓮田に挨拶をし、今日中に植え付けまでやり友達の分も植えたいという意気込みで草刈りを開始!


蓮田に入ると鋸鎌を手に、根を残すとそこからガマが生えてくるというので根から刈り、刈ったガマは電気柵の奥側に積み上げていった。

水の中はレンコンを育てている蓮田と違い、底は凸凹していて色々草が浮き、裸足だったので、ちょっと固めのものにぶつかったりもした。

それでも何か気持ちがいいと感じる感覚があった。


暫くして、お昼を食べに行くお誘いを頂いたが、やり始めたばかりで気分も乗っていたので作業を続けた。

 

携帯電話も時計もなく、黙々と草を刈っていく。

作業中、取水口に近いほどやはり水温が低く、場所によって水温が温かく感じられるところもあった。レンコンの気持ちになりながら、温かく感じる方向を刈っていった。

 

陸から離れ奥に行くほど、刈ったガマを陸へ運ぶ距離が長くなる…。

刈っても刈ってもガマがあり、思っているより進まない。

段々と刈ったガマが重く感じられた。


かなり疲れが出てきた頃、戻ってきた美紀さんに時間を聞くと、2時を過ぎたところだというので、休憩をすることにした。

 

 

蓮田を眺めながらの休憩

美紀さん達が蓮田で作業をしているところを遠目に、持参のおにぎりを食べた。




空を映した水面が光り、少し成長した浮き葉、波紋をつくるアメンボの輪があちこちで見えたり消えたりする景色が広がり、眺めているだけで心が和らいだ。


いつもここに来ると気持ちがいい照れ

 

水分補給で蓮田から上がってきた美紀さん達とも少し会話をした。

 私が刈ったスペースにレンコンは何本植えらえれるか尋ねてみると、4本くらいだという事がわかり、頑張らないとと草刈り作業にまた戻った。

 

 

レンコンの植え付け

10本は植えたいと頑張ったが、体が思うように動かなくなり、足がよろついてきた。

レンコンを植える作業時間も考え、美紀さんのところで植えつけ用のレンコンを5本もらい、赤いソリに乗せて自分の蓮田まで運んだ。

その頃、5時を知らせる音楽が響いた…。

 


草刈り後の風景

植えつけ方は、レンコンの芽が中心に向かうように、4隅から放射状に植えるのがよいとアドバイスをもらい、植え付け体験で教わった通りに植えつけをしていった。


掘っていく土が重く感じるくらい力つきそうだったけれど、自分で育てるとなると体験と違い、元気に育ってほしいという思いで気持ちが入った。


作業は日が落ちる前の6時近くに終わった。



植えた数5本。

体中泥だらけ。

最後は植え付けまでやったという満足感で、すがすがしい気持ちすら感じたキラキラ

疲れているのに感じるこの心地よさは、大地からのエネルギーをもらっているようにも思う。


友達の分を植えるまでできなかった事は別にして、最初は少しから始め、収穫した種で少しずつ蓮田を広げて行くのがいいとも言われたので、自分の分はこれくらいでよかったのかもしれない。 


レンコンがうまく育っていきますように!

翌日は案の定、腕と足、背筋に腹筋と全身筋肉痛でした爆笑