韓国起源説の土壌として、韓国の民族性が挙げられることが多い(ただし、「民族性」概念は、社会事象の説明要因としては、「人種」等と同じく、定義の曖昧さ・理論の弱さ・統計的証拠の乏しさ等の理由から、近年の社会科学で使われることは少ない概念である点に注意が必要である
[43])。
元祖に執着する民族性。ソウルは「元祖」を主張する店の看板にあふれているという[44]。
偽証が氾濫する社会。裁判における偽証は日本の671倍に及ぶ[45][46][47][48]。
民族主義。韓国の新聞には、「韓国の優秀性」に類する言葉が頻繁に出てくる[49][50][51][52][53][54][55][56][57][58][59][60]。この「優秀な韓国文化」という意識があるため、他文化を認めず、「韓国=世界一」という歴史観が広く共有されている。
反日思想。韓国を肯定するための方便として、日本を否定する言説が受け入れられやすい傾向にある。
日鮮同祖論の遺産。日鮮同祖論が日本による韓国併合を正当化する理論として否定された後も、日本文化の起源が韓国にあるとする論理は韓国文化の優位性を示すものとして引用されている。
「先進的で文化的で優秀な朝鮮と、未開で野蛮で劣等な日本」という認識は、「高名な日本文化は、朝鮮半島起源」という韓国起源説とともに、韓国国内で見られる好ましくない文化は日本統治時代の朝鮮に導入された劣位文化(
倭色)であるとする考えが浸透している。
例えば、韓国の警察関係者・大学教授が、「いじめ・集団強姦・援助交際などが韓国で流行るのは日本文化の影響、韓国人の精神が強奪されている」と主張したり
[41]、花札製造会社らが、「花札には日本の帝国主義者らが意図する民族精神の抹殺と皇民化の政策が染み込んでいる」などと主張している
[42]。
韓国起源説や「日本人の野蛮性」という認識を補完する主張として、「日本による韓国文化の抹殺・略奪説」がある。 日韓併合時代や
文禄・慶長の役の際、日本が朝鮮半島の文化・文化財をことごとく抹殺・略奪したというもので、「現代の朝鮮半島に存在しない文化も、日本に抹殺・略奪される前には存在したはずだ」との前提で、多くの韓国起源説が主張されている(例:
折り紙)。
剣道や柔道のように、日韓併合時代に日本が韓国に伝えた文化(日帝残滓)についても、「韓国に本来あったはずの伝統様式こそが日本様式の起源であったが、日帝によって抹殺され日本風に強制的に改変された」と主張し、呼称・服装・作法などを韓国風に改変し韓国起源説を主張する場合がある。
弓道のように韓国起源を主張していない文化についても、「韓国のものは日韓併合時代に日帝に抹殺されたが、本来は伝統的な様式があった」と主張し、自己文化の伝統・正当性の根拠とする場合もある
[40]。
韓国起源説の信奉者は「日本が朝鮮半島に存在した~の文化を抹殺した」という物証がない事すら、「それこそ日本による文化抹殺が周到に行われ、巧妙に隠蔽された証拠だ」という
陰謀論を展開することが多い。そのため文化抹殺説に反論する事は
悪魔の証明となってしまうことが多い。