坂口先生がノーベル賞を受賞されたことに関連して思いだしたことがあります。先生が在籍された京都大学大学院医学系病理学のことです。在籍期間は、一年足らずと思います。当時の主任は免疫病理学で有名な濱島義博先生でした。濱島義博先生は常に 病理学教室の真向かいにある医化学教室に絶対負けるなと!教室員に発破をかけておられました。医化学教室には 2018年にノーベル賞を取られた本庶佑先生の師匠である早石修先生がおられました。そこで濱島先生が研究指導の基本を発表されていました。
その書き出しには、“偉大な教室とは偉大な人物を多く産み出す教室である”。と記されていました。
以下、
ヒト疾患の原因を発見し、その適確なる治療法を自らの手で開拓し人類に貢献することを以て目的とすると続きます。
そして、
その目標は世界の研究者になることであり、ノーベル賞を狙うことである。
あるではありませんか。
直接的な関係は今となってはわかりませんが、何かのご縁かもしれません。
以下、以前のブログを紹介しておきます。
濱島語録 研究の心得(1)濱島教授の研究指導の基本
https://ameblo.jp/nippikai2015kishu/entry-12761747914.html
濱島語録 研究の心得(2)原著論文 書き方の要領
https://ameblo.jp/nippikai2015kishu/entry-12762074388.html
濱島語録 研究の心得(3)濱島教授の研究指導の基本(12−20)
https://ameblo.jp/nippikai2015kishu/entry-12762523267.html
濱島語録 研究の心得(4)病理学教室第二講座 ルール (1−17)
https://ameblo.jp/nippikai2015kishu/entry-12762613915.html
濱島語録 研究の心得(4-2)病理学教室第二講座 ルール (18-43)
https://ameblo.jp/nippikai2015kishu/entry-12763405448.html