にわかリハビリ医として皮膚科医が思う事 | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

にわかリハビリ医 
ここ半年、時々リハビリ科の外来をしています。 といっても、本格的なリハビリ医者ではなく、予診的な立場です。つまり既に治療方針があるいはリハビリメニューが決まった患者さんに、受診のたびに最近調子はどうですかとお伺いしています。患者さんは70歳代から80歳代が多いです。私は皮膚科と言う職業柄、骨あるいは関節が痛いとか腕が上がらないとか等と言うよりも、皮膚の状態にどうしても目がいってしまいます。中には80歳代後半で非常に皮膚が綺麗な肌,つまり、シミや日光性変化が少ない人がおられます。思わずどんな化粧してますか?あるいはどんなことに気をつけてますか?と聞きます。ほとんどの患者さんは特に変わった事はしてませんとおっしゃいます。やっぱり何もしないのが1番かなと時々皮膚科医らしからぬことを思うことがあります。自分の専門以外で外来をするのはとても勉強になります。