日本の大学皮膚科の研究業績 | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

雑誌の編集長をしている関係上、大学別の研究業績を時々チェックしてます。今日はSCImago Institutions Rankings とM3の日本の各大学の診療科別の研究業績を見てみました。

各皮膚科の人事の状況や医局員数によって年毎に変動するので、あくまで参考値です。

 

ScimagoIR 2022 - Overall Rank - Dermatology

韓国や中国の大学が目立ちます。日本からは61大学皮膚科(1093中)が掲載されています(カウント漏れがあるかもしれません)、上位5つは下記のようです。数字は順位です

89東大

150北大 

158京大 

214慶応

244東北

(最終順位708、重複あり)

 

 

一方、M3が日本の各大学の診療科別の研究業績を調べたところ、8大学で皮膚科がトップでした。集計方法は次のようです。

ジャーナルインパクトファクター(2021年発行版)の上位25%内に位置するジャーナルに収録されている論文を「Q1ジャーナル」と定義し、Q1ジャーナルに掲載された臨床医学論文の総数を大学別に集計。

 

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https://static.m3.com/lifestyle/article/2022/221111_ranking_2.png