第一回日中合同皮膚科学会 35年前 | FF残日録のブログ

FF残日録のブログ

広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

第一回日中合同皮膚科学会 35年前

 

引き出しの中から お湯呑み茶碗が出てきました。第一届中日合同皮膚科学会の記念品です。

アメリカ留学から帰ってすぐに事務局長補佐を命ぜられ、1−2度北京にまいりました。そして、9月の本番を迎えました。1988年秋のことです。

ポスターは手作り感いっぱいで、学術用発表用のポスターは布に虫ピンで貼り付けるものでした。三枚目の写真には3枚のポスターが写っています。一枚はまだ貼ってありません。写っている女性は、中国側の担当の方で、日本語も上手で、彼女なしには学会は成功しませんでした。

 

 

日本から出席した私共は、ほぼVIP扱いで、移動のバスの前後にはパトカーが先導してくれていました。万里の長城も見学させていただきました。

 

当時は日本が中国に皮膚科学を教えるという立場でしたが、今や論文の質量で逆転しております。たかだか35年ですが隔世の感があります。