札幌のランドマークがテレビ塔なら、赤れんがは北海道開拓の象徴というべき存在である。

道民が愛する北海道を代表する歴史的建造物は、我々の誇りであり、親しみの持てる建物なのだ。

1888年に、かの鹿鳴館の3倍もの巨額の建設費を投じて造られたネオ・バロック様式の旧庁舎の建築には、現在の札幌市白石区にあたる白石村で焼かれたレンガ、南区にある硬石山から採掘した石材が使われている。

その後、庁舎は火災によって一部を焼失し、1968(昭和43)年に、北海道開拓100年を記念して、創建当時の姿に復活を果たし、現在は北海道立文書館等として一般に公開されているほか、道庁の会議室としても使用されている。

周知の通り、観光スポットとしても有名であり、市民の憩いの場として愛される赤れんがは、花フェスタ血赤レンガ、赤レンガ音楽祭などのイベントが頻繁に行なわれるコミュニティスペースにもなっている。

敷地内は、花を見ながら、ベンチで1杯やりたくなる場所。

しかし、警備員さんの目が鋭く光っているので……いや、人として、飲んでもいいイベントの時期以外は、こんなところで、酔っぱらつてはいけないのである。