段取り本を今まで何冊か読みましたが、
これが一番良いかも。

今日のニッパウ-over_speed
by Richard Drdul

■仕事のスピードは段取りで決まる


仕事において、段取りはとても大事だといわれたりします。

そもそもの目的をちゃんと抑えなさいよ、期限前に仕上げろ、
前後関係、作業同士の依存関係をきちんと理解しなさいよ。
等々。

おおよそ、多くの本で語られている基礎というのはほとんど9割方同じで
あり、後はどうやって表現されているかの違いだけ。

それであれば、一番まとまってて読み易ければ良いわけで、この本は
そういう意味で言うと良い本だと思います。

1ページ、1アイディア、プラスイラスト。という体裁で
仕事のコツが分かります。

■私ほめられて伸びるタイプなんです。


ユニークだなと思ったのが「褒められて伸びるタイプ」についての解説。
良く、ほめられて伸びるタイプですという人はいるんですが、
「じゃぁ、褒められるような工夫をしてる?」と本書では聞きます。

工夫はいくつかあると思いますが、お勧めは「とにかく迅速に処理する」事。

質も量もまぁ重要なんですが、ほかの人は時間節約のために依頼を
するわけですから、迅速処理をすればその人はその分だけ助かりますよね。
助かればほめてくれる。良いサイクルです。

で、タスクが寝耳に水で降りてくる場合もあると思いますが、
そういう時は期限を設定して早めに出す。

基本じゃないかというのもごもっとも。でも、これを徹底できる人が
確かに褒められるタイプです。

というわけで新卒入社の方に是非一読をお勧めしたい本です。


アウトプットが10倍増える! スピード段取り術
吉山勇樹
東洋経済新報社
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