ふと気がつくと、あいつは変わったな。

なんか自分からどんどんいろんなことにチャレンジしてるし、
困難から逃げなくなった。
具体的指示ばっかりじゃなくても仕事も進むようだ。

いったい、何があったんだろう?

powerful_man
by BURИBLUE

僕はこんな現象を、「主体性のスイッチが入った」と表現しています。

受動→能動の仕事の流れの変化はだれしも経験するものだと思うのですが、
これが一体どこから来るのか?ということを最近ずっと考えています。

組織的にみると、「スイッチが入ってる人」がいればいるほど効率も成果も
上がるはずで、実際、チーム内の情報共有や戦略の立て方などは
「スイッチオン率」が高ければとてもスムーズになると思います。

さて。

このスイッチ、いったいどこにあるんでしょう?

「主体性を持てと言う」ことではないのは確かです。
それは問題の裏返しなので。

ある本には、「褒めることによって主体性を導き出す」と書いてあります。
褒めることにより自分からやりたいとうモチベーションを育てるのだ。と。

またある本には「あなた達がやるのだ」と宣言し、相談することで
主体性を導き出すと書いてあります。当事者にしろという意味です。

そしてまた、ある本には土壇場の使命感が主体性の源泉になると書いてあります。

今のところ、僕が経験したスイッチは一番最後のもので、
観察によってそうじゃないかと思うのは2番目のもののような気がします。

土壇場の使命感はいわゆる火事場にその人を投じることでもあるので、
自分としてはいい経験でしたが、とても組織的に取り入れるべき手法では
無いと思うのも確か。

いかにスイッチを探し、オンにするか。
試行錯誤しつつ、直近の僕のテーマになりそうです。