Markezine さんで掲載いただいているインタビュー企画ですが、
第2弾が公開されました。

MarkeZine:◎マス広告だけでは足りない時代の特効薬?統合型マーケティングの現状


今回はいわゆる統合的手法とか、中立的手法と呼ばれるものについて
インテグレートの藤田さんにお話を伺っています。

また、早速取り上げていただいている方もいらっしゃいます。
ありがとうございます。
こうやって取り上げていただけるととてもうれしいです。

ただ、ちょっと誤解があるかもなと思ったので補足させていただきます。

【Webマーケティング:注目記事】マス広告だけでは足りない時代の特効薬?統合型マーケティングの現状

まず、驚いた点です。


そもそも、PRとはメディアに取り上げられるように、
情報クリエイティブを考え、ファクトブックにまとめ、
メディア担当者にファクトブックの内容をアピールします。


つまり、ファクトブックの内容がメディアに取り上げられるかどうか
分からないからこそ、第三者の信頼性があります。


しかし、この記事の中で、行動変容(認知率など)をコミットしているとありました。
露出できるか分からないのに、行動変容をコミットするということです。


ということは、過去の数多くの経験から高度なシミュレーションを行うか、
もしくは、メディア側に事前に露出をコミットさせているのでしょう。


ただ、コミットして露出させた記事は一般的に、PRではなく、
タイアップ記事という扱いになるでしょう。


おそらく、「コミット」の意味が違って伝わっているのかなと思います。
一部ネット専業代理店では「コミット」=「売上を保証する」という意味合いで
使われることがあります。

「1,000件コミットします」=「1,000件のコンバージョンを保証する」という風に。

今回、藤田さんがおっしゃっている「コミット」は、そうではなくて
「評価は売上でしてくださいね」ということです。

要するに、「載るか載らないかは分かりませんが、最終的に我々が行った施策の効果は、
売上などをもって評価をお願いします」という意味合いです。

ですので、掲載を保証するとか、売上を保証するという意味での話ではなく、
「従来の“載ったらOK”という考え方ではなく、それが意味ある露出になるのか
きっちりと考えていますよ」ということです。

逆にいえば、「どれだけ露出しようと意味無い露出はノーカウント」なわけで、
本来的とはいえ、大変は大変なアプローチですよね。