明日に迫った広告系ブロガー新年会ですが、
お題があるみたいです。

事前にやっとけとの事だったので、事前にやっときます。

お題1)07年もっともよかった広告/キャンペーン

Wii の一連のキャンペーン。

実はもはや2007年のものだったかすら記憶が曖昧なんですが。

任天堂岩田社長の理念どおり「ゲーム市場を拡大する」べく、
機能性やタイトルではなく、「誰が楽しめるか」に着目して
とても効果的なキャンペーンだったから。

ウェブであがる動画も「楽しんでいる人」のものが多く、
広告、PR、ウェブでの反響、製品特性が一体化した大成功だと思う。

今のWii Fit も、古田とかゴリとかゲーマーイメージの無い人を
出したり、スーパーマリオギャラクシーのCFも彼女と彼氏、
親と子供が一緒に遊んでたり。

Wii/DS が発売されてからゲーム売り場で「女の子と母親」
っていう今まで見なかった組み合わせの人も見るように
なりましたよね。

海外では老人ホームで「お年寄りボーリング大会」なんてのが
あったりしてました。


お題2)07年最も刺激的だった広告系ブログのエントリー

ニコニコ動画開発者ブログの収益に関する一連のエントリ。
http://blog.nicovideo.jp/2007/11/post_199.php

生活者視点、広告主視点もいいのですが、メディアにとって
広告は収益の一部です。

その意味で、「ウェブの動画は広告だけだと喰えないですよ」と
直接に間接に公開し続けたニコニコ動画の一連のエントリは
考えるものがあったと思います。

コミュニケーションのグランドデザインからニュートラルにセレクトされた
エンゲージメントしたエマージェンシーメディアがコンシューマーのインサイトを
ヴィヴィットにカットしてウェッブのサーチ経由でキャッチしたディザイアーを!

もいいのですが、メディアビジネスからの視点も忘れないようにしたいです。