via Webサイトは近いうちになくなる--インターネットへのアクセス方法の変化:リサーチ - CNET Japan
データを公開し、ユーザーを集め、広告を取る、といったモデルは破綻に近づいていくのではないだろうか。専用のアプリケーションを用いて表示すれば、広告情報は排除され、より自分が見やすい形で表示できるのであれば、ブラウザではなく、そういったアプリケーションで表示するユーザーは増えて来るだろう。
それは無いでしょと思ったのでエントリー。
原文は長文なんですが、要約するとこんな感じです。
①現在Webサイトは、データとデザインと広告を内包している。

②仕様上、明確にデータとデザインが切り分けられる流れにある。

③また、Web を閲覧できるデバイスは多岐にわたってきており、
必ずしもPCのブラウザで見る必要も無い。

④必要なデータのみ取得してきて、好みのデザインで閲覧するという
 スタイルになるだろう。

⑤④の副作用として、広告が排除される。

①-④までに同意できるものの、⑤には同意できません。

なぜなら、デザインとデータが切り離されている世界で、
僕らは相も変わらず広告を見続けているから。

そう、Web型のRSSリーダーですね。

例えばLDRがやっていることは、まさに元記事でいうところの
「データだけ取ってきて好みのデザインで閲覧する」に他なりません。

他にもスタートページ各種も同様。

デバイスが変わるという意味で言うと、モバイルでLDRを閲覧するのも一緒です。
「フィードというデータをとってきて、モバイルで閲覧しやすいデザイン」で閲覧してます。

しかし、RSSリーダーというデータとデザインが隔離された世界でも、
広告はRSS広告という形で存在しています。

フィードにバナーを埋めるバナー方式と、
RSSフィードそのものが広告のスタンドアロンの2つがありますが、
これまでのところRSS広告を排除するアプリケーションは知りません。

実物をご希望の方は、下記リンクからご確認ください。
バナー型 Markezine
 スタンドアロン Japan.internet.com *先頭に「AD:」とついているのが広告です。

データを取得するのであれば、データに広告をくっつけるか、
データと同じ仕様で広告を配信すればいいだけではないでしょうか。

FF拡張のadblockのようなプラグインが出てくる可能性はありますが。

Webマーケティングガイドって確かセプテーニさんの運営だった気が
しますが、1回お会いしてみたいなと思う今日この頃。