『CONTENT'S FUTURE』についているクリエイティブコモンズライセンスに
関して、著者と全文をWebにアップする試みをされていた方の間で
激しいやり取りが交わされました。

津田氏との電子メールの履歴

「Creative Commons」の捉え方 - IT's my business [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

続・「Creative Commons」の捉え方 - IT's my business [ITmedia オルタナティブ・ブログ]



当事者である津田さんが
結局公開停止か。だれかここまでの流れを3行でわかりやすくまとめて!
http://twitter.com/tsuda/statuses/262771932
と Twitter に書かれていましたので3行で。

①大野氏「CONTENT'S FUTURE はCC なので、Webにすべてアップします!」

②津田氏「すみません、誤字が多いので直していただけませんか?」

③大野氏「もろもろの理由でご指摘はどうかと思います」「労力がかかる作業です」
(言葉を変えながら②に戻る。5回繰り返したら公開停止)


個人的には津田氏の
以前お返事した通り、公開されることにまったく意義はありませんが、
CCライセンス「改変禁止」なので、OCR化に伴うテキスト変換のミスは
きちんと修正してから公開していただければ幸いです。いくつか残っているようです。
という要望に、大野氏が
先立って同様のご指摘が「はてブ」にあることに気付きましたので、
後ほど確認する予定です。OCRは「思ったよりは」役立つのですが、
やはり相当の修正は必要ですね。実は、スキャンは完了しているのですが、
すべてのテキストを読み通して確認しているので、明け方までかけて
作業していますが、公開できるのはせいぜい1~2章です。

なお、誤字はとくに「改変」を意図したものではありません。
たとえば、コンサートで演奏をトチったからといって、
同一性保持権侵害だと指摘される方はいらっしゃらないと思います。
正確さには配慮しますが、下記のようなご指摘は正直どうかと思います。
誤字についてはフィードバックを受ける仕組み(メール)を
追加しようと思います。

と返してしまったのが全てでは無いかなと。

制度上不可能でないとはいえ、著作者からのお願いには
敬意を持って接しなければいけないなと個人的には感じました。