自分自身、いろいろなセミナーやイベントにお邪魔したり、
プレゼンをやったりしていると、どうにも困ったことというのが起こります。

「良くあるよねー」と「こういう工夫してます」という話。

■質疑応答

・質問が出ない

 これはあせります。嘘!?無いの?!という感じ。
 その癖フィードバック用紙には疑問が書いてあったりするから困り者。

 でも、最初に1つでると後が続きやすいのも事実。
 というわけで僕はこんなことをやってます。

 → 司会者が質問する
   自分が司会をしている場合、質問します。
   「ちょっと気になるのですが・・・。」みたいなのでもOK。
   「ご質問ございますか?」→「では、すみません僕が」→「誰か・・・」
   を2回くらいやると会場から質問がでます

 → 当てる。
   勇気が要りますが知り合いがいるなら当ててもOK。
   例えば今日の内容の○○について・・・見たいに振ると、後も続きやすいです。


・質問と言いつつ自分の自慢を言う
 
 これも多い。「私は5年前からこの分野の~」とか「私は友人がアメリカにおりまして~」
 とか延々としゃべり倒す人。会場のすべての人が死んでくださいと思っているのですが、
 本人だけはがんばってしゃべります。

 → 「何が質問ですか?」
   池田信夫さんがとあるイベントでやられていた方法。
   司会者としてダラダラ続く自慢話にカットインするのです。

 → 「その話は僕も気になるので、懇親会の時にでも話しましょう」
   これは某有名ブロガーさんが使っていた方法。
   まったく要領を得ない話にカットインして、終わらせていました。

■モデレータ

・モデレータがしゃべりまくる

 なぜか日本で多いこのタイプ。ディスカッションのモデレータの癖に
 しゃべりまくる困った人。

 → 「事前に議題を提出させる」
   ad:tech のラウンドテーブル等はこのタイプが多いです。
   モデレータが10分くらいの軽いプレゼンをして、その中に議題を
   仕込んでおくのです。

   こうすることで長すぎる話をカットしたり、話を振るのだけに
   集中できたりといい感じ。


■フィードバック

・評価が良く分からない

 特に有記名で起こりやすい気がします。

 → 評価は7段階
   評価を入れてみて分かったのですが、最低に○をする人は
   ほぼいません。そこで7段階にして、後ろ2つは考えないという
   方法を実践してます。
 
   つまり、4/7であれば、4/5で満足度低いんだなーとか。

 あと、社内の場合は基本的に無記名にしてます。
 そうしないと本音をあまり書いてもらえないので。

 グループワークを入れるのも満足度向上に貢献してくれます。

■プレゼンその他


・デモでネットに中々つながらない

 デモを入れると、分かりやすいしプレゼンをより進めやすいので
 入れる人が多いのですが、中々つながらないとかは逆効果。
 結構ありますよね。

 → 「あらかじめダウンロードできるものは全部ダウンロード」

  例えば Youtube の動画ならあらかじめキャッシュしておくとか、
  Flash を使った Web サイトならロードが終わった状態で待機しておくとか。


 → 「デモは実機で一回やれ」

  当たり前ですけど。。
  こないだ中々動かないデモを見て、客席からハラハラしてました。



他にもある気がしますが、とりあえずこの辺で。