今週は2冊。

DOMの本を買うかどうか迷い中。。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『デジタル音楽の行方』

David Kusek, Gerd Leonhard, yomoyomo, 津田 大介
デジタル音楽の行方
ずーっと読もう読もうと思っていた本なんですがついに読みました。
「音楽が水のように」手に入る時代を予見する、音楽ビジネス本。

“著作権”問題を云々する話というのは多いのですが、
そこにあって「良い、悪いに関わらずリスナーが音楽ファイルを共有するのはもう
避けられない」とした上で、「アーティストとリスナーの繋がり」を見ればむしろ良い時代
であると看破し、そういう時代にビジネスモデルはどうあるべきかを論じています。

因みにビジネスモデルとしては、、、
 音楽以外のものを売るモデル
 イベントでもうけるモデル
 広告タイアップなどが提案されています。

その他刺さった言葉はこちら

 “技術がコンテンツビジネスに及ぼす影響は、ポルノを見れば分かる。
  ポルノは新しい技術をすぐに受け入れるから。”

 “アーティストこそがブランドであり、エンターテイメントが最大の魅力である”

音楽産業のコアアセットはアーティスト×リスナーの繋がり。
決してCDを売ることではない。

これ、因みに大学の講義を再編集したものだとか。
俺が大学の時、こんなに面白い授業あったかなぁ・・・。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『適当論』

高田 純次
適当論
最近マイブームな新書から。

もう、なんか、そのまんまです。

冒頭対談から始まり、名言の数々をご紹介+精神科医が
マジメな解説をつけるという異次元本です。

それでは金言の数々をどうぞ。

「映画出演の話は来てないけど、役作りの為に今からヒゲをはやすことにしたよ。」

「キミ、クレオパトラに似てるね。まぁ、クレオパトラにあったことないけど。」

「俺は100メートル9秒で走れたよ。バイクで。」

素晴らしい。

さっくり読めてしまいますが、価格も700円とお得です。