マジックザギャザリングってご存知ですか?


プロ野球チップスについてるカードをトレーディングカードと

いうのですが、あれのようなカードを組み合わせて遊べるゲームがあるのです。


“遊び”とはいえ、このカードゲームは全世界で売れまくっていて、

後々集英社が出す遊戯王カードや任天堂US孝行なポケモンカードの

原型となっているといわれています。


で、このゲーム実は“プロ”が存在するのです。


年に何回か高額賞金大会が催されていて、優勝賞金は数百万円の単位に

上ります。主催はもちろん、このゲームの発売元です。


いいプレイを見せること/人を経済的に支援していく事を究極目標にする

この大会は“プロツアー”と呼ばれており、成績上位者は経済的以外にも

大会に出やすいようにいろいろな優遇を受けています。


んー。異常に長い前置きでした。


で、今日FPNさんのカンファレンスが当たったんで行ってくるんです。


お題は「FPNがどうあるべきか/やったら面白いこと」なんですが、僕の提案が、

上記のような「良い記事を書くこと/人を支援する為の組織になる」です。


日本でのブロガーはいろいろな制約を受けてしまっています。

プレスとして扱われない為にリリースをもらえなかったり、記者会見にも

出してくれなかったり。


これをFPNという組織の元で交渉することで優遇を受けていくのです。

実はこういうものをブログネットワークといって、米では普通にポピュラー。


有名なTechcrunchやGigaOMなどもブログネットワークに属しています。

で、その中でも特に面白いと思うのがBlorburstです。


このBlogburst、なんと大手メディアに対して記事を配信しているのです。

そこには天下のRuiterやワシントンポストも含まれます。


で、FPNもプレスリリースを組織として請け負って、それを記事にして配信します。

もちろん採用するしないはメディアの自由です。でも採用したらFPNにリンク貼ってね。

という形です。


この制度のメリットは・・・

 メディア:プレスリリースをちょっとだけ変えたような、いわゆる埋め草記事を描く労力が節約できる。

 ブロガー:知名度の向上、トラフィックの獲得

 読者:より面白い記事が読める


もちろん、例えば僕が食品について書いても話しになりません。結局プレスリリース以上のことが

書けないとおもうからです。


でも、FPNにはいろいろなバックグラウンドを持つ人が参加しています。

SNSのエキスパート、著名ブロガー、マーケター、広報担当者 etcetc ・・・


彼らが自分のプロフェッション分野に関係する記事を書くのであれば、

これは読者にとっても面白いものになるはず。


面白い記事を配信するようになれば取材対象も広がっていくでしょう。

知名度のある組織になれば書籍出版でも有料カンファレンスでもマネタイズ手段ができて、

結果としてプロブロガーになるための支援ができます。


これ、いかがでしょうか?