原点はどの人にもあると思うのですが、
僕の場合はこの本でした。
僕がこの本の存在を知ったのは確か大学生1、2年生の時。
IT革命と盛んに世間で言われていて「ほんとかよ」と思った僕が
であったのがこの本でした。
IT革命という言葉を鵜呑みにせず、いったい世の中で
何が起こっているのか?を座談会形式でお送りする前半が最高です。
特に、伊藤穣一氏の発言の数々に、今でも影響されています。
「『価値』と『利益』は違います。アマゾンは莫大な広告費用をカットすればいつでも
黒字になるんです。でも今はその時期じゃないから『価値』を作る為に広告を
やっているんです。」
「今は過渡期だと思うんです。だから僕のようにネットもマネーも喋れる人間が
ウハウハとなる」
⇒これ、今でもそうですよね。マネーの人はネットの人の後を追って金を稼ごうと
してるし、ネットの人は金稼げないサイト喜んでやってますから。
「人間で一番罪深いのはlazyであることだと思うんです」
「デマンドサイドプライシングをかなり信じていて・・・」
「大企業で働くことがリスクになってきてるんじゃないかと思うんです」
「僕が何故フリーソフトを作るのかというと、僕が未来を見る為の望遠鏡なんです」
んー。こうしてみると僕は今でもスタートアップベンチャーに
憧れていると確かに思います。