おはようございます。

企業戦略の一貫として、「○○の日」とか勝手に呼んで販売促進を図りますが、1番有名なのは「土用の丑の日」ですね。あとは11/11のポッキーの日とかありますが、数百年前のコピーが(個人感で)最強とか昔の人はすごすぎますね。さぁ、旬でもない時期のうなぎをみんなで食べましょう!


と、前置きが堅苦しくなった所で本題です。

金魚やメダカのエサはそこらのホームセンターやペットショップに沢山並んでますが、こと「タナゴのエサ」となると急に少なくなります。

タナゴには何を食べさせてあげたら良いのでしょうか??
これを超個人的に述べさせて頂きます♪

まず、うちであげているメイン達です。

左から、
・ひかりタナゴ
・キョーリン川魚のエサ
・ひかりクレスト グッピー
です。
それぞれの簡単な紹介は次の通り。

【ひかりタナゴ】
タナゴの育成!色揚げ!と書いてあります。タナゴの色揚げには植物性の栄養(スピルリナとか)が必要とのことで、植物を多く含んだエサです。どこの店にもあるわけじゃないです。

【キョーリン川魚のエサ】
どんな店にも大概置いてあります。「川魚に必要な栄養が全部入っています」という心強いお言葉。特に尖った性能は無いですが、バランスが取れて超優秀なエサ。パッケージの真ん中はタナゴの絵だし、タナゴ・フナ・ドジョウがターゲットだと。

【ひかりクレスト グッピー】
グッピーや小型カラシン(ネオンテトラとか)に良いと書いてあります。成分は割と肉食系な感じ。粒が細かく浮上性なので、2センチ〜3センチぐらいの稚魚にあげてます。


それぞれの感想です。
【ひかりタナゴ】
バラタナゴには不評。食い付きは悪いです。一応時間はかかるが全部食べている。特に健康になった感もない。
ヤリタナゴやセボシタビラには好評。
彼らはそれなりに植物性のエサがあった方が調子が良いみたい。おやつ感覚であげるのが良さそう。

【キョーリン川魚のエサ】
どのタナゴにも好評。
粒が崩れやすく、袋の中で減ってくると崩れた細かい粒が増えるので、食べ残して水を汚しそう。うちはミナミヌマエビが食べてくれるのでセーフ。基本的に食い付きは良くて、繁殖期は少量を一日3,4回与えるとメスがしっかりと抱卵してくれる。

【ひかりクレスト グッピー】
稚魚には好評。すごい勢いで食べます。
粒の大きさも適度な小ささでグッド。量が多くてなかなか減りません。

これまでの総評!!
タナゴ専用エサは、パッケージにある通りカネヒラをメインターゲットにしているので注意。
バラタナゴ以外には好評かと思うので、あげたければどうぞ。マツモを入れて、食べるならあげてもいいかな…ぐらい。
まずは川魚のエサをメインにあげていけばOKです◎

さて、今回挙げた3種類以外についてです。

・冷凍アカムシ
大きいので口に入りさえすればグッド。食い付きも良いです。消化が悪いとの話があるのであげすぎ注意ですね。たまのおやつに。

・乾燥アカムシ
浮いたエサに反応してくれるぐらい馴れてからあげて下さい。警戒した個体にはゴミだと思われ寄ってきてくれません。全く沈まないので、馴れた個体に良いです。タンパク質を中心に栄養豊富。ビタミンも添加されてます。エサと認識されれば食い付きはすごく良いです。

・ニッタン Nフード
抜群の食い付きです。粉エサの中で嗜好性はダントツ。ただし、脂質が多いのか水槽に入れた瞬間に水面に油膜が広がります。水換えを増やしましょう。
また、一度食べても吐き出す個体が多いので、粒が気持ち大き過ぎるのかなと思います。
病気の個体はすぐに元気になるほどの高栄養価です。

・たなご庵さん稚魚用エサ
これまた抜群の食い付き。
稚魚がグングン大きくなります。特に変な部分はありません。生まれたての稚魚にドゾー。

・金魚のエサ
粒が硬いのか食べませんでした。
赤の色揚げを狙ったんですけどね(^_^;)

全体の総評!!!
一般に流通しているエサは、劣化対策により嗜好性を上げる成分(脂質とか)が低いと思われます。
よって嗜好性が低く、病気や馴れていない個体の一発目としては見向きもされない事があります。
逆に個人店が出しているオリジナルフードは嗜好性バツグン。水が汚れやすい代わりに高栄養価、高嗜好性です。そこは好みで。
好きじゃないエサでも、しばらく断食すれば食べる様になりますから大丈夫です。

結局の所、
嗜好性
高い>>>>>>>>>>>>>>低い
オリジナルフード アカムシ系 市販エサ

水質の悪化
早い>>>>>>>>>>>>>>遅い
オリジナルフード アカムシ系 市販エサ

を考えながら選んでみて下さい◎
成長、健康はやっぱりオリジナルフードに軍配かな。値段もそんなに高くない場合が多いですよ。