今回紹介するアルバムは


コチラ↓

臥龍點睛/陰陽座
¥3,000
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臥龍點睛 です。

このアルバムは陰陽座の一般世間に対する知名度を

一気に上げたであろう曲が収録されたアルバムです。



それはおいおいとして、まず・・・



からアルバムが幕を開けます。


ちなみに、「かみのふるめき」と読みます。


このアルバムもまた、メタルバンドとしての王道である、

スラッシュナンバーから入らないアルバムです。


しかし、ロックンロールというか、このようなタイプの楽曲は

陰陽座としてはほぼ初めての曲調で、新しい試みがなされた曲

でしょう。


リフ押しのタイプですが、とてもかっこいい曲です!!!


2曲目、龍の雲を得る如しは、いかにも陰陽座!という

楽曲で、メロディアスかつ、力強さが前面にでた曲です。


3曲目、彷徨えるは、とにかく食え!というメッセージが

込められた、歌詞の着眼点がおもしろいです。



そしてそして、知名度を飛躍的に上げたあろう4曲目、

甲賀忍法帖」!!!


これは、バジリスク~甲賀忍法帖~ というアニメの主題歌に

なった曲です。


陰陽座を深くは聴かない人でも、「あ~なんか聞いたことがある」

と言う人が相当増えた曲であります。


このアニメの原作者、山田風太郎さんを

とても敬愛しているリーダー、

瞬火さんが敬意をはらい、

ずっと作り続けてきた忍法帖シリーズの

楽曲で記念すべき10作目になります。


主題歌を担当するにあたって、アニメーションの尺の都合で

曲構成を省かれたくなかったそうで、

アニメーションのタイムに合わせて構成を作ったそうです。


曲もかっこいいですが、ヒロイン目線の切ない歌詞にも

要注目です!!!


っと、熱くなりすぎました(笑)。



ので、

一気に8曲目、

蛟龍の巫女に移りたいと思います。


この曲は裏打ちのスラッシュナンバーですが、以外にも

作曲者は、黒猫さんなんです。


この曲は陰陽座ファンの中でもかなりの人気曲です!


そして、キーがめっちゃ高いアップアップアップ


天まで昇る心地です(笑)


楽曲のかっこよさと、キーの高さは聴けばわかります!


そして、このアルバムのメインディッシュ、


組曲義経です。 3部作です。


まず、「悪忌判官」は、陰陽座王道のメタル曲です。


聴きやすさとかっこよさを兼ね備えた曲で、

文句なしにライブの定番曲です。


源義経が、兄、頼朝に向けた視線で描かれており、

幼少の頃より、家族と過ごせず寺に預けられての生活や

放浪の旅で孤独感の強かった義経が、初めて家族という

存在を強く感じ、兄と平家を滅ぼす共通の目的が見つかり、

兄の助けに、力に、と、強く気持ちを抱いてる様が

よく表現されてます。


~伽藍堂の正義とこの世のすべてを

くれてやる この悪の力で

変わりに愛の証をくれないか~  (一部抜粋)


兄の目的の為なら悪にでもなりこの世の全てさえ

差し出せる

そのかわりに家族としての愛が欲しい


強固な決意とともに切ない孤独が感じられますね。


シビレマス!!!(o^-')b


夢魔炎上」は15分近くある大作です。


兄の命を受けて平家を追い詰め、あらゆる逆境を乗り越えて

兄の野望をかなえる義経をじょじょに疎ましく思い始めた

兄頼朝が、今度は義経を追い詰める展開に・・・。


途中、義経の正室である静御前視線でも展開されます。


~殺めた数だけ 愛を手に入れると

 無間の奈落も 一躍に跳べると~ (一部抜粋)


目的に近づけば兄から愛される、

底の見えない奈落の谷間も兄の為なら跳んでみせる、


余りの一途さに涙が出る歌詞ですね~。


そして・・・




来世邂逅」では、兄の為に尽くし、そして兄に滅ぼされた

義経の妻、静御前視線の曲です。

完全なるバラードです。


息子を奪われ、夫も奪われ、絶望に彷徨う。


そんな曲です。



この組曲で僕は完全に陰陽座にはまって抜けられなくなりました。


最初は展開が激しいので、ついて行くのに精一杯ですが、

メロディ、歌詞、ソロ、共に聴き所が多いので、

「あ~あそこが聴きたい!」ってなると思います!


最後の曲はこのアルバムから定番になった、

ツアータイトルを曲名にするシリーズ初代、

我が屍を越えてゆけです。


お祭りソングですね!

陰陽座のアルバムはほぼ例外なく、

最後の曲はメジャー曲で締めるので、これも

その流れです。


シングル曲が珍しく多いアルバムですが、


是非おススメです。

ペタしてね


毎度毎度、長いお付き合い、ありがとうございます(≧▽≦)