パキスタン産マンゴー、日本向け輸出が困難に
今年度中のパキスタン産マンゴーの輸出が困難となった。
パキスタン産マンゴーの日本への輸出には蒸熱処理が基本条件であり、ようやく16年間ごしにマンゴーが輸入解禁となったのだが…、
パキスタンには商業用の蒸熱処理工場がない。(1999年に)日本の支援で建てられた、カラチにある蒸熱工場は一度に25kgのマンゴーしか処理できず、この容量では輸出工程が難しい。
日本の貿易当局によると、ここ数年パキスタン側はこの蒸熱工場の状態を認識していたにも関わらず、パキスタン側は適切な工場を建てなかったのだ。
在日パキスタン大使館の、輸入解禁への16年間の努力もむなしく実を結ぶことができなかった。