パキスタン、日本向けコメ輸出を検討 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

パキスタン、日本向けコメ輸出を検討

パキスタンは、同国でジャポニカ米を栽培し日本へ輸出するという提案を、日本のコメ業者から受けた。


日本の水田は東北太平洋沖地震の津波の影響による塩害を受け、復元のめどがつかない。この試みにより、パキスタンは約10万トンのコメを輸出できる。


日本政府は自国の農業を保護するため、輸入コメに対し490%の輸入関税を課している。日本は年間77万トンのコメを輸入し、そのうち9割がせんべい、スープの素、ソースに加工される。


日本人の主食はコメである。この試みが成功すれば、日本はパキスタンにとって大きな市場になる。現在、パキスタンは日本へコメを輸出していないが、コメの輸出が開始されれば、30億ドル以上の利益達成が見込まれる。


この件について、日本人視察団がパキスタンを訪問し、公共と民間によるコメの買戻し取引について協議する予定。


Daily Times Pakistan より