カレーパン、東大阪の顔に
カレーパンを東大阪のご当地グルメに――。そんな目標を掲げ、東大阪市内でパン店を構える15業者が「東大阪カレーパン会 」を設立した。カレーパンの形がラグビーボールに似ていることから、近鉄花園ラグビー場を抱え「ラグビーのまち」として知られる市の名物としてPRする。
市内にあるハウス食品の工場では1926年から2003年までカレーを作っていた。カレーパンを使った町おこしは市の若手職員が2008年度に提案。09年には製パン業者や東大阪青年会議所などが「東大阪カレーパン事業実行委員会」をつくった。
実行委事務局がある市政策推進室の担当者は「市民にとってカレーはなじみが深い。宇都宮ギョーザのように東大阪をカレーパンの食べ比べが楽しめる街にしたい」と話す。
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