トヨタ、パキスタンでの生産20周年 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

トヨタ、パキスタンでの生産20周年

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)とハビブ財閥(House of Habib、以下、HOH)との合弁生産販売会社であるインダス・モーター社(Indus Motor Company Limited)が、このほど設立20周年を迎えた。

 IMCは、1989年にトヨタの車両製造/販売拠点として設立し、1993年からカローラの生産を開始。昨年のカローラの販売台数は3.6万台(前年比133.6%)に達し、パキスタンにおけるカローラの販売はアジア地域(除く中国)の 中でナンバーワンとなった。1996年にはハイラックス、2000年にはダイハツ工業(株)とトヨタの海外生産プロジェクト第1号として、ダイハツブラン ドのクオーレの生産を開始。このほど、累計生産台数が35万台に達した。

 トヨタの渡辺副会長は挨拶で、IMCの20周年および累計生産 台数35万台を祝うとともに、「モノ作りを通じて、パキスタンの『産業発展』、『経済成長』、『人材育成』、『雇用』に貢献していきたい」と述べた。

トヨタ自動車プレスリリース

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして/大野 耐一
¥1,470
Amazon.co.jp