インドカレーの草分け 銀座「ナイルレストラン」 | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

インドカレーの草分け 銀座「ナイルレストラン」

インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース-Nair


この店は日本でのインドカレーの草分け。宗主国イギリスでなく日本にやってきた創業の故A.M.ナセル青年は昭和3年京都帝大に留学し、インド独立運動に深く関与してゆく。戦後も東京裁判のパール判事の通訳や情報提供、さらには日印平和条約締結のために活動するかたわら、1949年(昭和24年)にインド料理の店を開いた。


以来60年になる。開店当初、街ではまったく珍しかったインドカレー、香り付けの月桂樹の葉を「ごみを食わせるか」と客から怒られたこともあるとか。今は2代目 G.M.ナイルさん(65)が社長として、“マシンガンのようなトーク”を炸裂させながら取り仕切っているが、創業のレシピは忠実に守っている。


朝日新聞より 一部抜粋