おにぎりせんべい、インドにPR
経済成長が著しいインドへの進出を狙って、三重県の食品メーカーが11月から日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受け、現地で試験販売や嗜好調査をしている。製品を輸出したり現地法人を設立したりする日本企業はまだ少なく、未開拓の巨大市場に打って出る足がかりにしたい考えだ。
ジェトロの現地事務所が中小企業の海外市場開拓を支援するため11月から1月中旬まで、ムンバイのスーパー2店にアンテナショップ、「ジャパン・ショップ」を特設した。全国公募に応じた菓子や清酒などのメーカー約40社が約60商品を出品している。
ジェトロによると、富裕層の間で日本食の人気が高まりつつあるが、レストランやスーパーで扱われる品目は限られ、インド人と日本人の味覚には差がありそうなため、委託業者が1月まで試験販売や消費者の意識調査を続け、結果を各社に報告するという。
朝日新聞より 一部抜粋
