ブラジル・南ア・インド・中国で「BASIC」結成
経済成長に伴って温室効果ガスの排出が急増しているブラジル、南アフリカ、インド、中国の代表が15日、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の会場でそろって記者会見し、新しいグループの発足を発表した。名付けて「BASIC」。4カ国の頭文字(南アフリカは「SとA」)を並べた。
2013年以降の地球温暖化対策の国際枠組みをめぐる交渉では、京都議定書で削減を義務づけられていない4カ国を含む途上国に対し、先進国が一定の削減を受け入れるよう求めている。「BASIC」の結成はそうした圧力を意識したものだ。
続きは、朝日新聞