ドーサ
南インドの食べ物に、ドーサ (Dosa)というクレープ状の食べ物があります。
ドーサは、米粉とウラッド豆粉をすりつぶしてペースト状にし、それを一晩発酵させて、熱した鉄板の上でクレープのように薄く伸ばして焼きます。クレープといっても甘くはなく、酸っぱいので、おかずクレープです。食感はサクサク・カリカリしています。
下の写真はドーサ専用の薄くて平らなフライパン(ドーサ・パン)です。
ドーサには色々種類があり、焼いただけのものをサダ・ドーサ、ジャガイモなどを香辛料で炒めたものをドーサでくるんだマサラ・ドーサ、焼く過程で伸ばした生地の焼けていない部分を削り取って薄く焼いたペーパー・ドーサなど色々あります。ペーパー・ドーサは、半分もしくは三角形に折られるか、ロール状に巻かれています。1m以上の長さがあるペーパー・ドーサもあります。
ドーサはココナッツ・チャツネやサンバール(野菜カレー)と一緒に食べることが多く、これらを小さな器(カトリ)に入れて、ドーサと一緒に食べます。
先日、市販のドーサMIXを使ってドーサを作ってみました。
【ドーサの皮】
1.ヨーグルト60g、水1カップを混ぜる
2.ドークラMIX、植物油大さじ3を加えて、こねる
3.油を塗ったフライパンに、1と2を円を描きながら薄く塗り、焼く
4.両面を焼く
【詰め物】
1.マスタードシード、グリーンピース、玉ねぎ、スパイスを油で炒める
2.茹でたじゃがいもを入れて、混ぜる
※スパイスは、ターメリック、グリーンチリ、塩などです。
3.ドーサで巻いて、チャツネを添えて食べる
写真付き、わかりやすい作り方があります。
普通のフライパンで焼いたので、うまくクレープ状にはならなくて、ピタパンみたいになってしまいましたが、味はまぁまぁ美味しかったです。