パキスタン、国内避難民11万人超
パキスタン軍が北西部でイスラム武装勢力の地上掃討作戦を進める中、戦火を逃れ国内避難民となった人の数が、これまでに11万2000人以上にのぼることが分かった。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、パキスタン軍がイスラム武装勢力に対する地上掃討作戦を進める南ワジリスタンから、近隣のデライスマイルハーンなどに避難した人の数は今月13日以降およそ3万2000人で、軍が空爆を行った今年5月から合計すると武装勢力に対しての掃討作戦による国内避難民は、11万2000人以上にのぼるという。