ドークラ
西インド・グジャラート州のスナックに、ドークラ(Dhokla)という蒸しパンがあります。
北インドのティータイムにサモサが食べられるように、
グジャラート州のティータイムにはドークラが食べられます。
グリーンチャツネ(辛いソース)、チリ、玉ねぎ、しょうがなどを添えて食べられます。
ドークラは、米粉、ヒヨコ豆粉、セモリナ粉を用いたスナックで、動物性の材料は使われていません。というのも、グジャラート州には菜食主義のジャイナ教が多いかららしいです。
北インドで食べられるナンやチャパティーはしっかりした噛み応えがありますが、
ドークラは酸味があり、パサパサ、ボゾボゾしています。
個人的には、食べ慣れているせいか、ナンやチャパティーのほうが好きです。
先日、市販のドークラMIXを使ってドークラを作ってみました。
ドークラと、ドークラに添えて食べるトッピングの作り方を紹介します。
【ドークラ】
1.ヨーグルト60g、水1カップを混ぜる
2.ドークラMIX、植物油大さじ3を加えて、こねる
3.油を塗った容器に1と2を流し込む
4.クミンパウダー、チリパウダー、黒胡椒をちらす
5.10分~12分、蒸し器などで蒸す
6・冷まし、ひし形に切り分ける
【トッピング】
1.マスタードシード、カレーリーブを油で熱して、ドークラにかける
2.コリアンダー(パクチ)とグリーンチリをドークラに散らす
3.グリーンチャツネ(辛いソース)やピーナッツオイルを添えて食べる
写真付き、わかりやすい作り方があります。
通常、ドークラとは米粉やウラル豆粉からできた、白色のカター・ドークラを指します。
他には、カマン・ドークラ、ムング・ドークラ、ラシア・ドークラ、コーン・ドークラ、チーズ・ドークラなどがあります。
上の写真は、カマン・ドークラMIXです。
カマン・ドークラはヒヨコ豆粉からできた、黄色のドークラです。
こちらも、少し塩辛く、甘酸っぱく、パサパサ、ボゾボゾしています。