インド、結婚シーズン突入!
インドが本格的な結婚シーズンに突入した。昨年は世界的な金融危機の影響でウエディング市場も若干の落ち込みをみせたものの、今年は従来の力強さを取り戻し、金融危機前を上回る勢いだという。
10月28日は、今年から来年にかけての結婚シーズンのうち、最も日柄がいい大安吉日。この日だけで、デリーで5000件ほどの結婚式が予定されており、デリー首都圏では、大安吉日の結婚式会場が足りないらしい。
インドでは1年間に1000万人が結婚し、ウエディング市場は1兆ルピー(約2兆円)を優に超えるという。主な支出は宝石代で、結婚衣装や結婚式会場での食事、音楽バンドの費用などと続く。
富裕層の場合、支出は青天井。年収25万~150万ルピー程度の中間層でも、結婚式に約35万ルピーを費やすという。だが、結婚式以外にも、その前後の関連行事や、新婦側による「ダウリー(持参金財)
」もあり、結婚関連の支出は相当額に上る。