不正、83投票所で認定=カルザイ氏地盤の南部など-アフガン | インド・パキスタン・南アジア 最新ニュース

不正、83投票所で認定=カルザイ氏地盤の南部など-アフガン

アフガニスタン大統領選の不正疑惑を調べている不服審査委員会は10日、声明を出し、南部のカンダハル州と、ガズニ、パクティカの東部2州の計83の投票 所で不正が行われた明確な証拠が見つかったとし、これら投票所のほとんどの票を無効とするよう選挙管理委員会に命じたことを明らかにした。
 不服審査委は不正疑惑の申し立て約2200件を受理し調査中だが、不正と断定されたケースは初めて。
 発表だと、現職カルザイ大統領の地盤であるカンダハル州では51の投票所で大統領選について不正があった。ガズニ州では27カ所の投票所で大統領選と、同時実施の州議会選の両方について、また、パクティカ州では5つの投票所で大統領選について不正が認められた。