イスラマバードの検問所、寄付した企業のロゴ付きに
イスラマバードの警察当局が、テロ対策の物資を賄うため、検問所を広告スペースとして活用する新たな試みを行っている。
パキスタン北西部でのタリバン掃討作戦に伴い、イスラマバードでは厳戒態勢が敷かれており、ことし初めには12カ所だった検問所は75カ所にまで増設された。
この事態に、警察当局は屋根付きの建物などの寄付を企業から募り、その全てに協力した企業のロゴなどをプリント。企業側は、広告費の支払いを別途求められることはないという。
検問所は長い列ができたり、テロ攻撃のターゲットになることもあるが、ロゴをプリントすることよって検問所の見た目も向上させ、市民に優しいというイメージを作る狙いもあるという。